第7話
タテイ「くそぉ~・・・くやし~~ぃ!!!」
タテイは歯をくいしばった。
ジン「特訓・・・あるのみだな。」
タテイは向きをかえた。
タテイ「まず、村にもどって回復しようや。」
ジン「そうだな。」
タテイとジンは歩いた。来た道をもどった・・・と思いきや・・・
ジン「おかしい。」
タテイ「どした?」
ジンは周りを見ながら冷や汗をたらした。
ジン「この草の荒れ方、さっき俺たちとメロたちが戦ったところだ・・・」
タテイはまた目をギョッ!!!!!!とさせた。
タテイ「あれだけ歩いて、もどってきたってこと!!!?」
ジンはうなずいた。
タテイ「まてよ、おおおおお俺ら、まままっすぐ歩いただけだぜ?」
ジン「もしや・・・・タテイ、地図をもっていないか?」
タテイはリュックをあざいた。
タテイ「あった!じいちゃんにもらったアイテム!」
ジン「それ、地図か?」
タテイはリュックから、薄い板のような機械をとりだした。
タテイがスイッチをいれると、板が、緑色に光り、そこに地図がかかれていた。
タテイ「えっと・・・」
この機械は、『デジタル地図』
デジタル地図についた方位磁石がグルグルまわる。
すると、画面がジリジリになり、緑色の光も消えた。
タテイ「あれ!?画面が消えたよ!」
ジン「やはり・・・ここはミステリーワールド①の、迷いの森だ。」
どうやら、デジタル地図は電波が悪くなって消えたらしい。
タテイ「完全に迷った・・・どうしよう・・・・・」
タテイは冷や汗をダラダラ。
ジン「ここは、49日でれないと言われる恐ろしい森だ。」
タテイはまた目をギョッ!!!!!!とさせた。
タテイ「し、49日!!!!!!??????」
タテイは力尽きた。
タテイ「腹減ったよぉ~・・・・こんなところで49日もくらせねぇよ~~・・・・」
ジン「まぁ、これは言い伝えだが・・・」
二人は大きなため息をついた。
タテイ「まず・・・木の実探そうぜ・・・・」
ジンとタテイはいろんなところを歩き回り、木の実を探した・・・・・が・・・・
タテイ&ジン「ねぇ~~~!!!!」
そう、ケムがすべて木の実はとってしまったのだ。
タテイ「死ぬ・・・・」
タテイとジンは腹が減り、地面に横たわって、眠りについた。