第5話

ジン「くっ・・・うおーーー!!!!」

ジンはタテイにタックルした。
だがタテイはタックルし返した。
ジンに29のダメージ!

ジンは地面にたたきつけられた。

ジン「つ・・・つぇえ・・・・」

すると、ジンはいきなりタテイに頭をさげた。

ジン「でっ・・・弟子(でし)にしてください!!!」

タテイは一歩後ずさりした。

タテイ「で、でし~~~!?」

ジン「お願いしますっ!」

タテイは一歩一歩後ずさりしている。

ジン「あなた様のようにお強い方は、見たことありません!」

タテイは顔を赤くした。

タテイ「強いだなんて、そんなぁ~・・・ひゃひゃひゃ!」

タテイは自分の胸を叩いた。

タテイ「うし!ついてこいや弟子!!」

ジンは顔をあげた。

ジン「あ、アリガトウございます!」

タテイ「人が変わってないかお前・・・・?」

ジン「はぁ・・・こういう性格なもので・・・」

タテイ「まぁいい。じゃあ、あの憎たらしいメロとかいうやつ、倒しにいくぜ!」

ジン「はっ!」

そしてメロとケムが向かった森の奥深くへ入っていった。

ケム「わはっ!メロ!メロメロー!メロメロメロー!」

ケムは木の実を取りながら喜ぶ。

メロ「誰だ。人をメロメロとかよぶやつは!!!!!」

ケム「怒るなよぉ。ほら、木の実!」

メロは舌なめずりした。

メロ「ほう、今日は豊作だな、ご馳走だ。」

ケム「やったーい!!!」

ケムが飛び跳ねながらよろこんでいると・・・

草の茂みから音がした。

メロ「誰だっ!!!」

すると、茂みからヒョコっと赤い角が現れた。

メロ「その爪は・・・ジンか。リベンジにきたのか?」

ケム「あ・そ・こに攻撃したのは、痛かったでしょ?」

下品でスマソ

メロとケムは角の方に気をとられていたが、その後ろからタテイがメロとケムの背中をねらった。

タテイ「うぉらぁあーーー!!!」

タテイはメロとケムの背をひっかいた。
だが、メロとケムはくらっていない。
メロとケムに0のダメージ・・・

タテイ「なにぃっ!?」

メロ「バレバレだよ、虎君。」

ケム「後ろから来ると思って、あらかじめ『メタリックボディ』にしていたのさぁー!」

『メタリックボディ』それは、防御力を30あげるのだ。
今のタテイの攻撃は、通常だとメロとケムには20ダメージしかくらわないので、防御を30あげたとすると、−10。そりゃ攻撃も感じないハズだ。

ジン「ちっ・・・やはり裏をついたか。」

ケム「ところでー、あんた誰ー?」

ケムが目をキラキラさせながらタテイを見た。

タテイ「俺はなぁ・・・・・正義のヒィーーロォーー・・・」

タテイ「タテェェェイ━━」

タテイがそういいかけたとたん。

ジン「タテイスカン!!!後ろだ!!!!!」

メロはタテイをひっかいた。
タテイに60のダメージ!

ジン「だ、大ダメージ!?」

タテイ「ぐぁあーーー!!!!」

メロ「あらかじめ『アップクロー』を使っていたからな。」

タテイは背中をおさえながら言った。

タテイ「またアップ技か・・・・?」

『アップクロー』爪に関する技の攻撃力を20アップさせる。
だがこの技を使って60ダメージということは、通常でも40ダメージをあたえさせることができるのだ!

ケム「メロって強いでしょー?」

ジン「うぉーーー!!!」

ジンは角をメロに向けて突進した。

メロ「しょうがねぇ。技を使わずにくらってやるか。」

メロは技を解除し、ジンの攻撃をくらった!
メロに4のダメージ!

ジン「何!?なんの技も使っていないのにダメージ4だと!?」

ケム「『ダーークウィング』!!!!」

ケムのドラゴンの翼が黒くなった。

『ダークウィング』悪のココロを持つチャオだけが持つ技。羽事態を闇にし、その攻撃力は正義のココロを持ったものに大ダメージをあたえる。

ケム「それそれぇーー!!!!」

ケムは羽でタテイを叩いた。
タテイに57のダメージ!

タテイ「強すぎる・・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第175号
ページ番号
5 / 17
この作品について
タイトル
★タテイスカン★
作者
風神(風人,カビキラー,ダン)
初回掲載
週刊チャオ第174号
最終掲載
週刊チャオ第183号
連載期間
約2ヵ月5日