新、探偵チャオVS怪盗チャオ 第九話(上)

え、なんでタイトルに「新」が付いてるって?
それは・・・・今回から一人に視点を定めることにしたからで~す。
一応主人公はラフィン&チャイヒコですが、他のキャラ視点という事もありますので。
でも、あまりにも評判が悪かったら、一人視点は止めようとおもいますの。
ちなみに、今回は上がチャオノスケで下がラフィン視点ですから~。
前回から続くよっ♪
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前回
「ええ~!?」
チャオノスケは、白い紙の内容を見た瞬間表情が一変した。

チャオノスケ「こここ、これはもしや予告状!?ち、ちょっとみんな見てよっ。」
~白い紙の内容~
こんにちはぁ~♪ダーフラワーだよぉ
今日また盗みに入ろうと思うんだ☆よろしくね
ちなみに、今回はプルグレリーっていう高級ワインを盗む予定♪
だからぁ~、絶対に警備を強化したりレーザーライトをつけたりしないでね。
だって~、ダーフラワーが困っちゃうもん。
じゃあね、プルグレリー場所で会お☆
愛するヒーライターへ
ダーフラワーより
~白い紙の内容(終)~

ほらね、予告状っぽいでしょ?ラフィン達に知らせた方が・・・・・良いかな・・・・
と、ボクが白い紙について悩んでいた・・・・その時だ

カンカンカンッッ
???「あ~~~~、もう始まっちゃうの~。」
ドアの向うから、階段を駆け下りる音と・・・・あれは、チャオリンの声かな?
なんか急いでるっぽい・・・。
バァン!
その後、ドアが勢いよく開いた。
・・・・・そして、そこには息をきらせもの凄い表情のチャオリンが・・・
あわわわ、チャオリンコワイよぉ~

チャオリン「ハァ・・・・ハァ・・・、今何分?」
チャオノスケ「え!?あ・・・あ・・・。」
ボクは、チャオリンの凄い表情と声に驚いて、数秒まともに喋れなかった。
チャオリン「今何分て聞いてるの!」
チャオリンの表情は、もっと凄く・・イヤ恐ろしくなった・・・
チャオノスケ「え、あ・・・今は・・・3時2分です。」
チャオリン「あ、そうなの。良かったぁ~。」

え、何が良かったの?き、今日のチャオリンは何かコワイよぉ~
チャオリンは、落ち着いたかと思うと、静かに部屋の中へ入ってきた。
そして、テレビの前で座ったんだ。
チャオリン「何とか間に合ったみたい♪ふう。」
そう言うと、チャオリンはテレビのスィッチを入れた。

あ!そうか、今日は怪盗ドラマの日だったんだ。
だからチャオリンは急いで・・・・・じゃないヨ!
予告状見せなきゃっ。

チャオノスケ「あ、あの~チャオリン?」
ボクは恐る恐るチャオリンに話しかけた。
でも、チャオリンはもの凄く真剣な表情でテレビを見ている。
チャオリン「・・・・・・・・。」(無言)
あはは・・・・やっぱり聞いてくれないや・・・・でも、予告状・・・どうしよう・・
チャオノスケ「あの・・・・チャオリン?」
チャオリン「・・・・・何?」
チャオリンはテレビを見たまま答えた。

チャオノスケ「(やっと聞いてくれたっ)あのね、ちょっと見てもらいたい物があるんだけど・・・」
チャオリン「今はムリなの。テレビ見てるから。」
チャオリンは即、返事をした。
ひぃぃぃ、やっぱり今日のチャオリンはコワイヨ~。
いやいや、この紙・・・・見せなきゃいけないんだっ。
ボクはもう一度、チャオリンに言った。

チャオのスケ「あのね!チャオリン、今見せたい物は~。
ダーフラワーの予告状かもしれないんだぁ!!」
ボクはもう大声で言った。だってダーフラワーからの予告状かもしれないし・・・・
すると、チャオリンはその言葉に反応したのか静かにチャオノスケの方を向いた。
チャオリン「よ、予告状・・ホントなの?」
チャオノスケ「ホントだよっ。ほら、これ・・・・」

ボクはチャオリンにその紙を渡した、チャオリンは何か心配そうな表情をしている。
チャオリン「どれどれ~?」
~以下略でその紙の内容~
チャオリンは、真剣にその紙に目を通している。
すると、チャオリンの口がぽかんと開いた。
チャオリン「間違いないよ、これ・・・・ダーフラワーの予告状だわ!」

やっぱり・・・・よし、ラフィン達にも知らせよう!急がなくっちゃ。
ボクは電話の所に走った

このページについて
掲載号
週刊チャオ第30号
ページ番号
13 / 33
この作品について
タイトル
探偵チャオVS怪盗チャオ
作者
あさゆ
初回掲載
週刊チャオ第23号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念特別号
連載期間
約4ヵ月16日