第六話(下)
―街はずれにある、大きなお屋敷(内)―
ここは、大きなお屋敷内にいくつもある部屋の一つ。
かなり広くて、天井にはシャンデリア。
そして、たなには宝石、壁には絵画がかけてあります。
いかにも、ここのご主人が富豪ということが分かります。
・・・・・注目するのは、部屋の片隅にある黒い衣裳。
どこかで見たような・・・・・・・
と、部屋の中央にある丸いテーブルの所に、二匹のチャオが居ました。
メイドチャオ「お紅茶が入りました。」
カチャ
テーブルに、薄い赤茶色の紅茶が入った、ティーカップを置いたこのチャオ。
白い衣裳をまとって、いかにもメイドというふいんきが出ています。
と、イスに座っているもう一匹のチャオは答えました。
???「ありがとう。・・・・・それと少し聞きたい事があるのだが。」
・・・・・・この声、どこかで聞いたことのあるような・・・・(小説じゃ分かんない)
メイドチャオ「なんでしょうか?」
???「・・・・プルグレリーというワインについて、何か知っているか?」
メイドチャオ「プルグ・・・・・ああ~!!あの有名な!
保管してある所(家)なら知っていますけど。」
メイドチャオは、手をポンと叩きこう言いました。
そして、???は・・・・・
???「ほ、本当か?なら教えてくれ!」
メイドチャオ「・・・・まさか、次はそれを盗みにいくおつもりで?」
盗みに・・・・ま、まさか・・・・
???「そうだ!!うちのリーダーがそう決めたんだから、しょうがねーだろ。」
メイドチャオ「そうですか・・・・。ま、ダーフラワーならできますよね!クロ様!」
クロ・・・やっぱり!
そう、この???とはダーフラワーの中の一匹、クロだったのです。
つまり、このお屋敷はクロの親の家。
黒い衣裳をまとっていなくて、少し分かりづらいけど、
その声と態度については、やっぱりクロ!
普段こんな生活をしていたとは・・・・・
クロ「わかったから、詳しくその家を教えてくれ!」
クロは、紅茶を一口飲みながらこう言いました。
メイド「はい、そのプルグレリー保管している家とは・・・・・。」
~五分後~
クロ「そうか、そんな所にか・・・・・。今回は楽勝だぜ。
じゃあ、ラフィン達を呼んできてくれ!」
ラフィン達を呼んでくる・・・という事は、
そう、ラフィン・チャオランもここに住んでいるのです。(居候)
作戦会議をするためでしょうか・・・・・。
メイドチャオ「かしこまりました。では失礼致します。」
バタン タタタタ・・・・
メイドチャオは、いそいで部屋を出ていき、そのまま廊下を走って行きました。
クロ「(結局オレが調べる事になったじゃねーか)」
クロ「(絶対に、オレの方がリーダーだよな。)」