第六話(上)

―朝―

ピー チチチ
小鳥のさえずりが聞こえ、
暖かい日差しが体の中に入り込んでくる、アイチャインの朝。
その時、

ど~~~~~ん!!!

どこからともなく、何かの爆発音・・・・いや、のろしの音が聞こえてきました。
そう、アイチャインの朝は、一発ののろしの音から始まるのです。
なにせ、毎日カーニバルが行われるのですから・・・・・。

そしてこの音により、街のチャオは一斉に家の窓を開けます。(何故)
これが、アイチャインに住むチャオの日課なんだそうです。
まよけ・・・・もとい怪盗よけになるとか・・・

アイチャインチャオ「ふわぁ~あ。今日もいい天気だぁ~。」
ガラガラガラ・・・・
このチャオは家の窓をあけ、頭をぴょこっと出しました。
すると、他の家の窓も開き、チャオ達の姿が見えてきました。
アイチャインチャオ2「紫外線強っ!ケアしなきゃっっ」(笑)
今日は天気が良いので、良いカーニバルになりそうです。

でも、ちゃっかり爽やか気分に慕っていない者もいるようです。

―ヒーライター事務所と書かれた(看板)、六階建てのビル―

ラフィン「う~~ん・・・朝は苦手だぁぁぁ・・・ふわぁ~お」
ラフィンは窓から顔をだし、あくびをしました。
そう、ここはその名のとうりヒーライター達の事務所。
なぜか六階建てのビルなのです。
それで、ヒーライターはここで共同生活をしているのでした・・・・。
ちなみに、今説明しているのは、二階・ロビー

チャオスケ「お腹空いた、お腹空いた、お腹空いた~~~!!」
チャオスケはソファーの上で、じたんばたんしています。
そりゃそうです。なにせ昨日はダーフラワー騒動で、忙しかったのですから。
と、その時

ジリリリ~ン ジリリリ~ン
電話がなりました。
ラフィン「!!」
それに気づいたラフィンは、電話の方へ向かいました。
チャオスケは、まだじたんばたんやっています。

ガチャン
ラフィン「はぁい、こちらヒーライター事務所ぉ。」
ラフィンはいかにもやる気のないような声で、喋りました。
そして、電話の向うから・・・・

ティッツ「やっほ~~~!ラフィン。やっと完成したよ~!」
電話の向うはなんとティッツ。
ティッツもここに住んでいるのですが、
いちいち階を移動するのが面倒らしく、なぜか電話回線をつないでいるのでした。(いや、これはトランシーバー?)

そして、ラフィンはティッツの声がかなり頭に響いたらしく、微妙にくらくらしています。
ラフィン「は・・・・は・・・ぁ、なんだティッツか。
     朝からそんなでかい声ださなくても・・・」
ティッツ「え~~~っ?なぁ~にぃ~?」
ラフィン「だから・・・・まぁいいか。
     それで?何が完成したんだ?」
ティッツ「え~っと、それはーーー・・・・」
と、その時電話の向うから(ラフィンから見て)奇妙な声がきこえたという。(想像自由)
例)きょぉぉぉぉす(謎)
ラフィン「・・・・・今の声は・・・?」
ティッツ「あ、いいのいいの気にしないで!
     それで、完成したのは・・・・
     ダーフラワーキャッチレーザー!」
ラフィン「キャッチレーザー?」
ティッツ「そ。まぁ詳しい事が知りたかったら、僕の部屋まで来てね~。それじゃあ。」
ラフィン「お、ちょいまて!」

ガチャン   ピーピーピー
ティッツは電話を切ってしまいました。
そして、ラフィンのポヨは、不機嫌の時のマークに・・・・

ラフィン「(ティッツの部屋行ったら、電話つないでる意味ねーだろ)」
ラフィン「しゃーねーな。行くとするか。」
そう言うと、ラフィンは受話器を戻し、ぽてぽてと階段のほうへ向かいました。

ちなみに、ティッツの部屋はなんと六階。
メカ作りの騒音でうるさくなるというのに、なぜか最上階がティッツの部屋なのです。
ホントに謎が多いです。この探偵事務所。(笑)

そのころ、チャオリンが何をしていたかと言うと・・・・
―三階、バルコニー― ←(えっ)

チャオリン「フンフンフフンフン♪」
チャオリンは、鼻歌(てかチャオに鼻あるの?)を歌いながら、花に水をあげています。
でも、そこはバルコニー。
何故かこの三階だけに、バルコニーがあるのです。(いずれ落ちる)
もはや、これはビルではないのでは?

チャオリン「今日もラフィンのかっこいいところ、見れるといいなぁ~。」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第25号
ページ番号
5 / 33
この作品について
タイトル
探偵チャオVS怪盗チャオ
作者
あさゆ
初回掲載
週刊チャオ第23号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念特別号
連載期間
約4ヵ月16日