キーワード小説『とある少女の日常』

−部室にて−
円華「で、梨沙は何体育ててるの?」
孝弘「楓、チャオを数える時は匹で数えろ。」
円華「あ、そうでしたね。では改めて。梨沙は何匹育ててるの?」
梨沙「一匹だけど・・・。」
玲花「その子の名前は?」
「カノンですけど・・・。」などと質問攻めにされてこの日は、くたくたになって帰宅した。
この日は朝にガーデンに行ったので、晩御飯を食べて、お風呂に入り、就寝した。
布団に入って、その日言われた事を思い出していた。
「(そんなに活き活きしてるのかな・・・。私・・・。)」


そんな、ある日、私はカノンにお弁当を作って持って行ったんだ。
カノンが「お弁当なんて初めて作ってもらったチャオ」なんて言うもんだから、私は嬉しくなったけど、そんな事を言ったら調子に乗るだろうと思った。
だから、私はまた
梨沙「べ、別にアンタの為に作ったんじゃないんだからね!
た、食べてもらおうとした人がすでにお昼を食べていたのよ!」
なんて口走っていた。
カノンは途端に少し悲しそうな顔で「それでも嬉しい」と言ったもんだから、私の心は罪悪感でいっぱいになった。
そして、すぐに前言撤回して
梨沙「う、嘘だよ!カノンの為につ、作ったの!そんな悲しそうな顔で言われたら冗談って言いづらくなったでしょ。」
カノン「嘘チャオか。梨沙は意地が悪いチャオね~。」
私は「う、その話題は終わり!早く、食べましょう。」
そう言って私はカノンと一緒にお弁当を食べた。
食べてる途中、考えてた事があった。
「(素直じゃないな・・・私。何でだろうな。これだから皆にツンデレ言われるのかな?)」
私自身はツンデレなんて気にしないけど、何回も言われていれば気にもなる。
でも、私は私だから、そんな事を思いながらその日も過ぎていった。

一ヶ月とは早いもので、色んな事があった。

そう、色んな事が・・・。
つい先日の事だった。
私がいつもの様にカノンに会いにガーデンに行った。
そして、またいつもの様に話したり、遊んだりした。
私はこの日、約束があった事を忘れていて、気付いて時計を見た時には約束の時間が迫っていた。
私は慌てて、カノンに別れを告げ出口に向かって走っていった。
そして最後に振り向いた時にカノンは目を瞑り、座っていた。
その時もやの様なものがかかった気がしたが私は慌てていた為、カノンに「また明日ね!」と言って、私は約束の場所に向かうために駆け出した。

私は自宅に帰ってきた後に、カノンに会いに行った帰りに見たカノンにかかるもや、が気になった。
チャオの育成に関する本は自分で買ったり、学校の愛好会で見たりしていたから、思い当たる節があった。
とりあえず、私が持っている本を調べた。
私が持っている本に、それは、書いてあった。
−チャオが死を迎える時、繭に入る−
私が持っている本に、そう書いてあった。
そして私はこの様な文が目に入った。
−死を迎える時チャオは二種類の色の繭に入る事が確認されており。
その二種類の色とは灰色とピンクである。
ピンクの繭とはチャオが死に『転生』する為の繭であり。
灰色の繭はチャオが転生をしないで『死を迎える為の』繭である−

私は呆然としていた。
11時30分、この時間はガーデンは開いていない。
焦っている自分を落ち着かせたかった。
思考を冷静にしたかった。
深呼吸する・・・。
冷静になる為に・・・。
「よし・・・、冷静になった・・・。今からすることは・・・。
とりあえず調べる!」
と梨沙はガーデンが開くまでの間インターネットで情報を探した。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第223号+ソニック生誕記念号
ページ番号
4 / 6
この作品について
タイトル
キーワード小説『とある少女の日常』
作者
銀チャオ
初回掲載
週刊チャオ第223号+ソニック生誕記念号