<ベリドット編>第二話 新たな仲間

ベリドット探しを始めてちょうど一時間がたったころ、ストームは、なにをしているかというと・・・

ストーム「あ~、ハラへったー。こういうことになるならメシ食ってくればよかった」

バタン!

ストームは、空腹にたえられず倒れてしまった。

ザッ。

ストームに、一匹のチャオが近づいた。そのチャオは、ストームをかついで歩き出した。


気絶してからどれだけの時間がったっただろうか、三十分、一時間、いや、一日くらいねむっていたかもしれない。とにかくどのくらいねむっていたかわからないが、だれかに助けられたみたいだ。

ストームは、目を覚ました。

ストーム「ん~、ここはどこだ?」

ストームは、ベッドにねていた。

コンコン。

誰かがドアをノックした。

ストーム「だれだ?」

ガチャ。

ライド「やあストーム、目を覚ましたかい?ハラへってるだろ?おにぎりつっくたぜ」

ストーム「ライドじゃねーか。お前が助けてくれたのか、サンキュー。おっ、おにぎりか、うまそー。いっただっきまーす」

ライドは、ストームの友達なのだ。

モグモグモグ・・・

ストーム「うめー」

ライド「元気はでたかい?」

ストーム「うまかった~」

ライド「ここから本題なんだけど・・・どうして道ばたにたおれていたんだい?ストームが森から出るなんてめずらしい」

ストーム「実は・・・オレ、ベリドットを手に入れるため、風の神殿にむっかてたんだ」

ライド「ふ~ん、ベリドットか~」

ライド「その旅、おもしろそうだね。ぼくもついていっていいかな?

ストーム「ああ」

こうしてライドが仲間に加わった。そして二人は、風の神殿にむかった。

ー続くー

このページについて
掲載号
週刊チャオ第166号
ページ番号
2 / 4
この作品について
タイトル
ストームアドベンチャー
作者
パピヨン
初回掲載
週刊チャオ第165号
最終掲載
週刊チャオ第166号
連載期間
約8日