『第８話～リフィアレシ～』

バンドゥルによると、次にねらわれるのリフィアレシという者らしい。
………………
「リフィアレシは“封印されし者”だ」　ラルフィン
「封印されし者？」　フロル
「ああ、約２０００年前に別次元に封印された究極の魔王だ。もう、浄化は終わってるともうが。」　ラルフィン
「ジョウカ？」　フロル
「フロル、そんなことも忘れちゃったの？悪い心をとりだして別次元に移動させることだよ。前バンドゥルが教えてくれたじゃない。」　アクアル
「・・・覚えてない・・・・。」　フロル
「まぁ、タイムとティリスに任せておけば大丈夫じゃろうが・・・。相手がダークネスじゃしのぅ・・・。」　バンドゥル
「タイムとティリスって？」　フロル
「ゲート・ガーディアンズじゃ、双子だがのぅ。」　バンドゥル
「げーと・がーでぃあんず？」　フロル
「リフィアレシが封印された空間へ行く門を守っているのじゃ。悪人に利用されたり、浄化がじゃまされないためにのぅ。」　バンドゥル

ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ

「え、何？何の音？」　フロル
「どうやらリフィアレシを起こす時間が来たようじゃ。２０００年の永い眠りからのぅ。」　バンドゥル
「は？」　フロル
「じゃからリフィアレシを起こしに行くぞ。あまり待たせたらまた非行に走ってしまうかもしれん。」　バンドゥル
非行ですか。
「メンバーはどうするかのぅ。わしは行かねばならんとして・・・。」　バンドゥル
「僕行きます！行かせてください！」　セイレーン
「焦るな。ラルフィンには森を守ってもらうとして、フロル達にも来てもらわんといかん。」　バンドゥル
「何で？」　フロル
「石を封印するためじゃ。リフィアレシがいた場所が空くんでな。場所は有効利用せにゃいかん。」　バンドゥル
有効利用ですか。
「では、メンバーはわし、フロル、アクアル、ジィニー、ディン、フルール、ダークそしてセイレーンだ。・・・皆、留守を頼む。」　バンドゥル