『第6話~光~』

あらすじ
バンのたばね石が壊れ、光が当たりに満ちた。
…………………
セイレーンがみたのは、龍と、二体の生き物だった。
「・・・バンドゥル・・・」 セイレーンはつぶやいた。
いつの間にかフロル達が集まっていた。
「ラル・・フィン・・・今までどこに行ってたんだよ!・・・寂しかったのに。」 ダーク(半泣き)
「ラルフィンなの~?どこいってたのなの~。心配したの~。」ジィニー(いつもと同じ調子)
「バンドゥル・・あいたかったですわ。どこへいらしていたのですか、心配したのですのよ。」 ディン(だいたいいつも通り)
「ところで、バンはどこへ行ったのですか?」 アクアル(何か変)
「ルー久しぶり!どこへ行ってたの?全然見なかったけど・・・。」 フロル(みんなとずれてるし)
「ルートなんか来なくて良いのに。ルーはルー一人で十分だもん。」 フルール(何か関係ないことにこだわってる。)

彼らの前にいたのは、白い龍・バンドゥルと森の守護者・ラルフィン、そしてその弟魔王のルートだった。

「俺が説明しよう。(バンドゥル気い失ってるし。)俺と、ルートは封印されていたんだ。バンドゥルに。(ここまで言った時点で、ダークは怒り出した。)ダーク、最後まで話を聞け。ダークネスを、封印するために。俺が自分から言った。」 ラルフィン

ラルフィンが話したことによると
ある日、ルートがエティスの森を訪ねてきた。
そして森を破壊し始めた。
ダークネスに意識を乗っ取られていたらしい。
ラルフィンとバンドゥルは何とかルートを追いつめることができた。
死闘・といっても良いくらい激しい戦いの終わり、ラルフィンはルートを取り押さえてバンドゥルに自分ごとルートを封印するように言った。
そうしないとたぶんよけられてしまうから。
バンドゥルは疲れて、あと一回ぐらいしか封印を発動させられなそうだったから。
バンドゥルが使った封印は特殊な物で、四年ほどかけてダークネスを別の空間に封印する物だったということ。
バンドゥルは封印に成功したけれどダークネスに呪いをかけられたらしい。
チャオ達に悲しい思いをさせないためにうそをついたらしい。その内容まではいってくれなかったんだけど。

ラルフィンが話している途中、シッポの蛇たち(ラルフィンはナーガ達と呼ぶ)はいろいろと漫才っぽい気もする話をしていた。
「バンドゥルいつ起きるかなぁ。」1
「死んじゃってんじゃないか?」 2
「ど~しよ~ね~チャオ達は納得しないだろうね~絶対。」3
「黙祷を捧げとこうか。」 2
「んじゃ、黙祷(チーン)」 1
「勝手に・・・殺すな・・・」 バンドゥルは起きた。(セイレーンとディンは喜んだ)
「わ~、バンドゥルが生き返った~!」 3

勝手に殺してはいけません。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第120号
ページ番号
8 / 21
この作品について
タイトル
ストーン・ガーディアンズ
作者
バロン
初回掲載
週刊チャオ第117号
最終掲載
週刊チャオ第132号
連載期間
約3ヵ月16日