そして、チャオは生まれた。(続) 

おれは、気がついたらベッドで寝ていた。
もちろん、現代のベッドだ。
おれは、あの後の話しを見ていない。
あのあと、どうなったかも・・・しらない。

だが俺は、こう考えるのだ。
これはあくまでも、考えだ。
べつに、学会に言うわけでもなく。
ただ、自分で思っているだけ・・・。
       ・・・・・
あのとき、カオスに光を浴びさせられた人間は、
全員水にもっとも適している動物となった。名前はチャオ。

チャオは、この世界に残った物もいた。
しかし、ここは一度大津波に、飲み込まれた。
1276の事だと思う。そのとき、そこのチャオは全滅した。

「だが、1972年にある生物により、卵が発見された。
発見者名は、ソニック・・・」
(おまえ・・・カオスか・・・?)

まあいい、そして、現代の人間のところへ移住した奴らもいた。
しかし、そこでも、人間との戦争に負け、全滅した。

「だが、1984年に発見された。ミスティックルーインの洞窟内で・・・」
(1984年・・・。やはり、未来を読みとるのは・・・カオス、おまえか?)

そう、先ほどから、ことごとく、
未来を読みとり、頭に話しかける・・・、カオス0。
しかし、逆に考えると、自分の未来が、当たっているのだ。

そして、先を続ける。
最後に、最後までカオスについて行った奴らもいる。
そいつらは、きれいな水を見つけ、住み着き、神殿を建てた。
そこで、かおすは、最後の物を錬成した。

しかし、それを狙おうとしたナックルズ族は、チャオを虐殺した。おこったカオスは、その7つのそれで撃退。
そして、今度は人間を守るためでなく、チャオに対しての復讐のため、
あの龍の姿になった。

それを、沈めたのはティカルという、
ナックルズ族の姫という立場の人だった。

それぞれ、3つの道を行った、チャオ達。
彼らは、また新しい場所を見つけた。
そして、また新しいところを探している。

「おまえの、予想は当たりだ。だが一つだけ、間違いがある。」

・・・それは、全員がチャオになったわけではない。
一人だけ、人間のまま、生き残ったやつがいる。

俺は、少しでもチャオを増やそうと、いろんなところから、
タイムホールで記憶をけして、
チャオと成り行く人々に仕立て上げた。

だが、あいつには何かがあるんだよなあ。
何だろ。俺も正直びっくりした。・・・

そういった後、最後にこういった。

・・・え?誰かって?
鏡を見てみろ、そこに、その人物が浮かび上がっているはずさ。
・・・

END

このページについて
掲載号
週刊チャオ第223号+ソニック生誕記念号
ページ番号
2 / 2
この作品について
タイトル
そして、チャオは生まれた。
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第223号+ソニック生誕記念号