~第4話 クロン、捕まる!?~
~あらすじ~
チャオワールド一の極悪チャオを目指すチャオ、クロンは、
チャオ幼稚園で散々イタズラし逃走。
それに怒った園長先生は、なんとクロンを指名手配したのでした!
チャオロビーに出たクロン達は、幼稚園の近くに階段ができている事に気付きました。
そして、早速その階段を下り、その先にある門をくぐると・・・
そこには、地獄のようなチャオガーデンがありました。
「親分、今日からここが私達の住処ですね。」
「やっただ!おら達だけの住処だよ!」
カボッチャとガイコッツが喜んでいる所で、クロンが話し始めました。
「二人とも、喜ぶのはまだ早いチャオ。これはもしかしたら、あの子供チャオの皮をかぶったライトカオスのしかけた罠かもしれないチャオ。」
「親分、どういうことだか?」
カボッチャがクロンに聞きました。
「ウワサでは、俺様達3人が指名手配されているらしいチャオ。つまり、俺様を捕まえるためにこのガーデンにおびき寄せたかもしれないということだチャオ。」
クロンの予感は、見事に的中しました。
ガーデンの入り口から、園長先生が現れたのです。
「クロン君、君を捕まえに来たぞい。おとなしくお縄につくんじゃ。」
しかし、クロンはいつも通り園長先生に極悪パンチを連続で食らわせ引き下がりました。
「ハハハハ、どうだチャオ!」
しかし・・・
次の瞬間、クロン達の手に手錠がかかっていました。
「クロン、カボッチャ、ガイコッツ。逮捕する!」
「えええええええええ!?」
そして着いた先は、「チャオ刑務所」という聞いたこともない場所でした。
「君達には、ここで良いチャオになるための勉強をしてもらう。」
「けっ、そんなのゴメンだチャオ!」
「良いチャオになる気がないというのなら、一生牢屋で暮らしてもらうぞい。」
しかし、こんなことで簡単にへこたれるほど、極悪チャオは甘くありません。
「この刑務所から抜け出したチャオは一人もいないんじゃ。たとえ小動物1匹でも抜け出せない構造になっておるからのう。フフフフ。」
「ならば、俺様がその最初の一人になってやるチャオ!」
つづく