~第3話 クロンのイタズラ計画~
~あらすじ~
チャオワールド一の極悪チャオを目指す黒チャオのクロンは、
恐怖の園長先生をあざむいた後、子分を連れて滝壷の洞窟に向かいました。
そして、クロンが思いついたとんでもない計画、それは・・・
「チャオ幼稚園に乗りこんで、イタズラしてやるチャオ!」
クロン達はチャオガーデンの外に出て、まっすぐにチャオ幼稚園に向かいました。
しかし、チャオ幼稚園の入り口は大きな扉で守られています。
「親分、どうするだか?」
「こんな扉ぐらい、俺様の極悪パンチでぶっ壊してやるチャオ!」
クロンは一歩後ずさりし、走りながらドアに極悪パンチをかましました。
すると、なんとドアがあっという間に壊れてしまいました。
「よ~し、暴れまくるチャオ!」
クロン達が最初に目をつけたのは、闇の取引所でした。
まず、ガイコッツが取引所の扉を叩きます。(正確には扉とは言いません。)
次に、カボッチャが半魚人を連れ出します。
そして、店長がオロオロしている間に、店の品物を全てかっぱらっていきました。
「へへ~んだ!品物は全部いただいたチャオ!」
「作戦大成功ですね、親分!」
次に目をつけたのは、クラスでした。
チャオ達は皆、おけいこを習っています。
しかし、クロン達はおけいこの邪魔をしまくったあげく、
闇の取引所から盗んできた被り物を全員に被せた後、
極悪アッパーでまとめてふっ飛ばし去っていきました。
「ハハハハー!俺様はお前達みたいなザコチャオとは格が違うチャオ!」
保健室で「歯をみがこう」のポスターに落書きをしたり、
占いの館の水晶玉を割った後、
最後に目をつけたのは園長室でした。
運よく園長先生がうとうと寝ています。
「しめしめ・・・。今のうちに俺様のサインをこの部屋にあるもの全てに書きなぐってやるチャオ。」
そして、クロンは、園長先生が寝ている隙に、園長室の物全て、それも園長先生の顔にまで「極悪チャオ参上!」と書きなぐりました。
「ゲヘヘヘ。子供チャオの皮を被ったライトカオスがどんな反応をするか楽しみチャオ。」
そして、クロンは幼稚園を去っていきました。
数分後・・・
眠りから覚めた園長先生が辺りを見まわすと、
全てのものに「極悪チャオ参上!」と書かれていました。
「まさか、あの黒いオバケチャオが・・・。」
そして、園長先生は究極の作戦に出ました。
なんと、クロンを指名手配したのです!
つづく