体調管理だ第9話 前触れの無い1ページ
そろそろ前置きの一つは欲しくなってしまった今日この頃です。という訳で。
皆さん、春も近づいて参りましたねー。ちなみに、最近風邪などが流行っているというのは、まぁご存知ですよねー。
最近「リンゴ病」という病気も耳にするようになったり、お馴染みのインフルエンザなんかも聞いたりしますね。常識用語かコノヤロウ。
現実世界、週チャオ世界、はたまた我々の知らない世界にだってあるんでしょうね。
…実はふゆきもインフルエンザだったのでした。
で、何となーく知られているこの小説事務所にも、そんな日常をワンテンポ狂わせる事が不可能なハズなのに、そのようなウイルスがやってきました。
…ま、ただのウイルスだったらまだいいけど。そうもいかないのがココ、小説事務所である。皆の衆、ご注意くださいませーっ。
「小説事務所 は 臨時休業 に なってしまいました」
その日の事務所の扉には、そんな張り紙(↑)を張るべきだったでしょう。
そんな11時の事務所。
【ヤイバ】「読者の皆様こんにちは、事務所内で唯一取り柄の無いとされる存在らしいです、ヤイバです。作者がベラベラ喋ってもしょうがないので、ちょっくら報告しましょう」
【冬木野】「おいおい、ちょっと待て。最近暇だったんだから、ふゆきも入れろ」
【ヤイバ】「ちっ。…まぁいいでしょう。まず、所長のゼロ氏は」
【ゼロ】「Zzz…」
【ヤイバ】「いつものように寝てるでしょうが、今回は特別違います。何とまぁ先輩は机の上に布団整備をし、そこで寝ています。寝転がっても落ちる心配は無いようですー」
【冬木野】「ちなみに『睡眠時間増幅病』だそうです。何故かと言えば。コイツの場合は真夜中ぶっ続けでパソコンをほじくりまわし、寝る時間というのは所長室での一時なので、その不規則さがアダになったようです(ざまぁみろーw)」
【ヤイバ】「見事ですなー、そりゃ。ちなみにすぐ近くにハルミは『眼鏡キャラ変身現象』、眼鏡をかけてそれに見合った性格に変わってしまう病気だそうです」
【ハルミ】「所長氏の睡眠時間増幅病には様々なケースが確認されているが所長氏のケースの場合は至って一般的である為放置しても完治する可能性はわずかに14%とされるが途中で何か以上が発生した場合その可能性は5.1%に減少してしまうので――」
【ヤイバ】「ちなみに、ハルミは先輩のメガネを奪っています。元々伊達だし、問題無いよね」
【冬木野】「これ以上は話にならん。」
【ヤイバ】「パウさんは確か、『小説依存症』だったっけ。最近どっぷりはまっちゃったんだっけな。おかげで実験しなくなったとかなんとか」
【冬木野】「続いて今お出かけ中のリムは『幸運減少病』といって、まぁ支障は出ないよな」
【ヤイバ】「でもヒカルとミキが重症なんだよねぇ。ヒカルは確か『強気弱気反症状』ってね。ちょっと見てこようか」
【冬木野】「※ちなみに「・・・」から「…」に変えましたー。後「。」が無かったり。こっちは病気じゃないのでご心配無くっ」
【冬木野】「という訳でヒカルの使用してる部屋でござーい。ちょっとノックしてみようか?」
【ヤイバ】「あーあー、ちょっとちょt」
コンコン
【ヒカル】「きゃっ!?」
バゴッ
【冬木野】「あぁ、椅子から転落したっぽい。ゴッメーン、お邪魔しましたー」
【ヒカル】「う、うん。分かった………」
【ヤイバ】「最初にヒカルの症状を発見したのがカズマなんだけど、確か『何故か赤くなってずっとコッチ見てた』って言ってたけど。どう言う事かねー?」
【カズマ】「知りません」
【冬木野】「Σぐぉ出たぁ」
【カズマ】「ちなみにミキは『未確認小動物キャプチャ現象』で、名前その物の症状。ヤイバと最初に発見したんだけど、度肝抜かれたよ」
【ヤイバ】「うん、ミキが犬耳と尻尾生やしてるんだもん。ちょっと可愛らしくなっちゃったよ。リムさんも『耳をピコピコ動かしたり尻尾振ってると可愛い』とか言ってたもんね。その時さりげなく尻尾振ったね、ミキ」
【カズマ】「試しに撫でてみたけど、尻尾かなり動いたよー。あれって喜んでるのかな? 無表情だからねー」
【冬木野】「さぁな、ポヨの変化が無いんじゃわかんねぇな」
【カズマ】「あぁ、そういえば」
【冬木野】「ちなみに年中無休コンビニエンスストアのように元気なカズマと、まるで変化が起きない程取り柄の無いヤイバは何故か無事だったりです」
【カズマ】「いえーいw」
【ヤイバ】「何がいえーいだ。何でまたよりによってこういうオマケ活躍型の立場が生き残るかなー」
【冬木野】「じゃ、ふゆきはコレでおいとまさせてもらうぞー。作者がいても話にならんし。それじゃ、ぐっどらっく」
(truncated)ってどう読めばいいのかな。
とりあえず次ページへ続けっ