体調管理だ第9話 見た目より辛い2ページ
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【カズマ】「で、コレで何をすればいいんだっけ?」
【ヤイバ】「あのねー、病院で聞いたでしょ? コレって全部、最近の『ウイルス制作同好会』って名乗るバカな奴等の仕業だってね。生死とかに関わり無いし、生活にそこまで大規模な支障が無いからまぁ大丈夫なんだけど、迷惑してるからね。もう警察も大変だってね」
【カズマ】「ふーん、十分影響してると思うけど」
【ヤイバ】「週チャオ世界は「なんでもあり」がキーポイントだからね。あくまで第一期と比べて第二期はそうでも無くなってきてるらしいけど」
【カズマ】「現実世界はヤケに平凡ってねー」
【ヤイバ】「…どこまで軌道をずらせばいいんだ」
【カズマ】「あぁ、ゴメンゴメン。とりあえず、今はそのウイルスオタクどもを探し出した方がいいよね」
【ヤイバ】「うーん、そうだよな。…それに関する依頼も沢山あるし」
【カズマ】「えーっと、メールも手紙も訪問者も沢山いたからね」
【ヤイバ】「街中もほろ苦い空気だよねー。特に一番目立つのがミキと同じような症状持ってる人とか。ネコ耳だったりサルの尻尾だったり」
【カズマ】「オタクが見たら「萌え~」なんて言うモノあったり?ちなみに作者は『自分は半分ならオタクと認めてもいい』とか友達に言ってたりしたんだって」
【ヤイバ】「…必死に講義してる顔が浮かぶよ」
【カズマ】「まぁ何だっていいや。専門分野が1人いるし」
【ミキ】「私には無理」
【カズマ】「Σえ」
【ミキ】「現在街に出回っているウイルスについての対処の情報は無い。どこからか情報を取り入れるか、ウイルスの詳しい解析が必要」
【ヤイバ】「どっちが楽?」
【ミキ】「情報を取り入れるのは、情報を入手すればいいだけ。そうすれば駆除は可能。だが簡単に見つからない。しかし解析も難しい」
【カズマ】「ふーむ。まいっか。付いてきてもらうだけで」
【ヤイバ】「…それにしても、この犬耳と尻尾、実際のイヌの種類は何かな。柴犬っぼいけど尻尾が違うんだよなぁ。丸まってないし」
【カズマ】「柴犬プロトタイプって事で」
【ミキ】「………?」
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<作者とリムの呟き>
【リム】「最近書き方少し変えましたねー」
【冬木野】「うん、手元にある本とか参考にしてみた」
【リム】「ハ○ヒですか?」
【冬木野】「……うん」
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1人目依頼人アキさん
【ヤイバ】「どもー、お久しぶりっす。彼氏さん、どうっすか?」
【アキ】「えぇ、もう大人しくなっちゃいました」
【カズマ】「あ、ミキと同じ犬耳と尻尾。色が違うなぁ、白い」
【アキ】「はい、街で誰かとぶつかったんですけど…」
【ヤイバ】「それで、いきなり? 何とまぁ」
23人目加村氏。
【加村】「一定単語使用現象だそうです。僕の場合、あまりややこしくないんだそうです。医者にも平気だと言われたんだそうです。とても安心したんだそうです」
【ヤイバ】「はぁ……そうですか(無駄につかれるって)」
14人目ミールさん。
【ヤイバ】「あのー、一体どのような症状なんでしょうか」
【ミール】「この眼鏡です。強制眼鏡症状って言われました」
【カズマ】「伊達ですか?」
【ミール】「それが、ちゃんと度があって」
【ヤイバ】「それは困りますねー」
19人目二宮氏。
【ヤイバ】「どうしました?顔、赤いですよ?」
【二宮】「はい、強制赤面病って言われたんです」
【カズマ】「ありゃま」
28人目オモさん。
【オモ】「何かいきなり寒いトコ苦手になったチャオ!熱血病って迷惑チャオォー!!」
【カズマ】「あは、あはははは」
・ ・ ・
事務所
【ヤイバ】「うわぁ、やってらんねー。もう疲れちゃったよ」
【カズマ】「恐ろしく意味不明だなぁ。何がしたいんだろーね、ウイルスオタク達」
【ヤイバ】「知るかぁ、寝てくる」
【カズマ】「ちょっと待て、どこで寝るつもりだ」
【ヤイバ】「所長室」
【カズマ】「うつるぞ」
【ヤイバ】「知るか」
【カズマ】「いやいや」
【ヤイバ】「おやすみ」
【カズマ】「待てぇぃ」
バタン!(ありゃ、ストレス溜まっとりますなーうん
【カズマ】「…………」
バタン!(な、待て、便乗は良くない!
次の日っ
――叩いて被ってじゃんけんぽん
ピコンッ
――敲いて株ってじゃんけんぽん
ピコンッ
【医者チャオ】「起遊病のようです」
【冬木野】「夢遊病の違いじゃないんですか」
【医者チャオ】「最近分かった事ですが、全てのウイルス、あと2日で消え去るようです」
【冬木野】「無視ですか」
【医者チャオ】「まだウイルス残ってますが、どの病気がお好みで?」
【冬木野】「あんたの仕業ですか」
【医者チャオ】「へっへっへ、こりゃいかんですな~」
【冬木野】「何がしたいんですか」
【リム】「聞きましたよ? 仮インフルエンザですってね」
【冬木野】「うっさい」