本気で悩めよ第8話 耐久戦かな4ページ
【カズマ】「・・・追ってこないや。」
【ミキ】「2つの情報が反発状態となっている。あの2人の関係はとても良くない。」
【カズマ】「・・・僕1人っ子だったっけなー。・・・で、何してるのっ?;」
【ミキ】「・・・天井の耐久性調査。」
【カズマ】「耐久性?ちょっと前に壊れた天井でもあるの?」
【ミキ】「無い。」
【カズマ】「・・・改めてこの建物が怪しくなってきたよ。」
【ミキ】「・・・・・。」
スタスタ(ミキ、結局そのまま歩き出す
【カズマ】「Σいや、ホントに結局何?」
【ミキ】「耐久性の調査。」
【カズマ】「だーかーらー、それでどうするの?」
【ミキ】「こうする。」
バゴォン!!(いきなり天井壊すなーっ!しかも堂々とジャンプして蹴り壊したし
【カズマ】「何ですとォ!?」
【ミキ】「このエリアで最も強度の弱い天井の破壊を試みた。」
【カズマ】「・・・いや、とても有難いけどさ、普通に上に行けないかなー;」
【ミキ】「行ける。」
【カズマ】「じゃあ面倒事起こすなっ!!;」
【ミキ】「いい。今このエリアには誰もいない。現時刻は組織の9/10は地下で作業中。」
【カズマ】「・・・そういや警報も鳴らないな。でさ、君はそんなにジャンプ出来るからいいけど、僕どうするの?」
【ミキ】「こうする。」(とかいって堂々と手を繋ぐ
【カズマ】「え」
一方、ゼロ方面
【ゼロ】「ふぅー、何とか逃げ切った。あいつと戦うバカはこの世にいねーだろーな。」(いたらどうするんだよ
・・・・・・・・・・
【ゼロ】「お、非常口はっけーん。とっとと入ろ。」
ガチャ(ある意味堂々と入ってく奴。無用心だなー
その後しばらく、カズマ君達は
【ミキ】「・・・そろそろ最上階。」
【カズマ】「ねぇ、ココにはエレベーター無いの?」
【ミキ】「ある。だがセキュリティが強く、パスワード式。私の情報にそのエレベーターのパスワードは記録されていない。」
【カズマ】「階段でもいいから使わせてよ。腕が、腕が・・・;」
そう、ついさっきから休む間も無く天井壊しまくってジャンプしていたのでカズマの腕はもたなかったのであったっ!w
【ミキ】「大丈夫。すぐに回復出来るレベル。すぐに治る。」
【カズマ】「そのすぐが僕には凄い程遠く感じるんだってばっ;」
【ミキ】「・・・そうなの?」
【カズマ】「そーなの、後何回で最上階ですかー?」
【ミキ】「あと同じ動作を12回繰り返す。」
【カズマ】「おー、そうかそうか。僕もとうとう義手を使う時が来たんだ。ありがとう腕。君には世話になったよ。思い残す事は1/3残るけどいいよね。」(窓見ながらバカやる奴
【ミキ】「・・・面白い。」
【カズマ】「あークソッタレ。元々僕の体じゃないんだよコレは。勝手に壊れろーバカヤロー。」
【ミキ】「そう。」
【カズマ】「・・・それにしても壊したなー。凄いや、コレ。結構面白いや。」
その頃ー、ゼロ君はー。
【ゼロ】「何階あるんだココはぁーー!」
階段疾走中でしたとさ。
【ミキ】「・・・次で最上階。」
【カズマ】「あー、そうなの?何か腕の感覚無くなっちゃったけど、もう千切れたの?もうちょっと痛いかと思ったけど。」
【ミキ】「千切れてない。」
【カズマ】「そーかそーか、もう片腕動かないや。足動かないよりマシだけど。」
【ミキ】「・・・・・・・。」
ぴた(な、何とォ!?解説出来ない事態がっ!(しろよ
【カズマ】「Σうぎゃっ!?」
ガンッ(見事、後頭部損傷
【ミキ】「どうしたの?」
【カズマ】「こっちの台詞だっ!ななな何勝手に額触ってんのさっ!;」
【ミキ】「あなたの情報回路が麻痺状態となっている。」
【カズマ】「え?あ、えーっと・・・。」
【ミキ】「大丈夫?」
【カズマ】「・・・・・あー。うん。まあ。」
【ミキ】「・・・そう。」
【カズマ】「もう後1階か。とっとと行こ。」
【ミキ】「分かった。」
【ゼロ】「・・・・・あと24階―――――」
で、最上階では。
【カズマ】「・・・『最高機密研究室』とか『最重要書類所有室』とか、凄いなココ。」
【ミキ】「ココに入る機会は、例え上の立場としてもそうそう無い。」
【カズマ】「なるほどー。さて、この研究室には何があるのやらーっと。」
ガチャ(ノックぐらいしなさいっ!
【カズマ】「・・・・・。」
【ミキ】「・・・・・?」
【カズマ】「・・・な、何だよ・・・コレ・・・。」
【ゼロ】「おー、まさかビルのこんな上に自動販売機があるとは。何飲むかな。」(アホ
・・・こんな阿呆なタイミングでオーバーすんなよ・・・という訳で、次のページに続くっ