本気で悩めよ第8話 本題入ろう3ページ
10分後、ついさっきの作業場
【カズマ】「ミキー・・・?」
【ミキ】「・・・何?」
【カズマ】「大丈夫?ついさっきいきなり気絶したっぽいけど。」
【ミキ】「あの情報と私の情報の接触により、私の情報に拒絶反応としてエラーが発せられた。」
【カズマ】「エラー・・・って、大丈夫なの、それ?」
【ミキ】「先程の気絶は、システムに再起動を施した。問題は恐らく無い。」
【カズマ】「拒絶反応した情報って、大体ドコ?」
【ミキ】「・・・『場所』と『人質』。」
【カズマ】「成る程、それが漏れたみたいなモンだからね。・・・で、一緒に来る?いや、案内してっていうのが分かりやすいな。」
【ミキ】「・・・いい。」
【カズマ】「あっそ。ありがと。・・・あ、あと一つ質問。」
【ミキ】「何?」
【カズマ】「君さ、何で『ミキ』って名前持ってるの?アンドロイドみたいな存在なんでしょ?」
【ミキ】「・・・・・・・・・・・・・・・。」
【カズマ】「ミキー?」
【ミキ】「・・・・・・・・・・該当するデータが無い。不明。」
【カズマ】「そっか、ちょっと残念かなぁ。」
【ミキ】「・・・・・。」
で、後日堂々とその本拠地へ向かったのであった。
しかしまぁ、合間に入れる展開が中々見つからないのも辛いのであった。(知るか
ひゅううううううううううう・・・・・(あなたは感じますでしょーか、この寂しさって奴を
【ゼロ】「俺は感じるぞ、この寂しさを。」
【カズマ】「・・・えっと、その。コレ、何ですかー?」
【ミキ】「組織の拠点。」
【ゼロ】「それを信じていいのか?いいか、ココは目の腐ったバカが見てもただの廃墟地だ!見ろこの今にも崩れそうなビル!漫画や小説じゃないんだからさー?・・・小説だけど。」
まぁ確かに15年も掃除しなかった学校って程のモンであったbyふゆき
【ミキ】「コレは幻影システムを採用して作られた物。このビルは最高の耐久性を誇る。」
【カズマ】「えーっと、つまり幻?」
【ゼロ】「へぇー、最高の耐久力かー。ウチもそんな事務所だったらなー?」
【カズマ】「えー、壊す楽しみ無くなっt」
ばきっばきっ、どご、がし、ばこん(おしおきちゅー
【カズマ】「ゴメンナサイ」
【ミキ】「倉見音一真、スタミナ1/2減少。現在回復中。」
【ゼロ】「ナルホド。まいっか。とっとと入るぞ。」
【ミキ】「・・・・・『敵』接近中。」
【主人公軍】「は?」
【ミキ】「現地点半径50メートル以内に敵が侵入。」
【カズマ】「敵って?」
シュッ(ナイフとかが飛んでくるときによくある効果音、ある意味週チャオじゃ聞かんな
【ゼロ】「え、はぁ!?」
【ミキ】「『422333131342』」
キンッ(そしてー、良くある金属接触音にござーい
【カズマ】「うおっ、危なかったー・・・。」
【???】「フンっ、制御空間か。」
【ゼロ】「・・・やべぇ、すっかり忘れてた。いや、すっぱり忘れたいな。・・・なぁーフット?」
【フット】「貴様の言う事ではない。」
【カズマ】「まさか・・・今回、敵?」
【フット】「それはお前達次第だ。もしそこの東光の偽者と行動を共にするのなら、俺も容赦はしない。」
【ゼロ】「いやー待て待て。お前が優等生嫌いなのは昔から知ってるけど、そういきなり言われても無理だ。」
【フット】「誰が優等生嫌いと言った。俺は別に東光の偽者に用があるだけだ。」
【ゼロ】「何だお前。気が変わったのか?優等生と付き合いたいのか?やめとけ、コイツは大人しいが彼女にするにはレベルが高いぞ。」
【フット】「いい加減にしろ。とっとと選べ。」
【カズマ】「そんなぁ・・・・・。」
【ゼロ】「どーすっかなぁー?ミキが今唯一の助けだけど、フットを敵に回すのは厄介だしー?」
【カズマ】「じゃ、じゃあ話し合えばいいn」
【ゼロ】「あの頑固者に話しかけた時点でそいつの人生は終わってる。・・・さて、決めた。」
【フット】「何だ、言ってみろ。」
【ゼロ】「断っとくよ。ウチの所員が捕まってるんだ。お前に頼むのもアリだが、お前との関係は断ち切った。お前と協力するつもりはない。それに、ミキって優秀じゃねーか。なぁ、カズマ?」
【カズマ】「え、あ、う、うん・・・。」
【ゼロ】「そーゆーこった。俺はおとなしい優等生が好きでな。生意気なドベは失せろ。んじゃ、先行ってるよーん。」(ノリノリだなォィ
【フット】「・・・チ。」
バキッ(あ、兄だからって思いっきり弟をぶん殴っていいと思ってるのかーっ!?
【ゼロ】「ってぇ!」
【フット】「・・・言ったろう。『東光の偽者と行動を共にするのなら、俺も容赦はしない』と。」
【ゼロ】「しなさすぎだバカ。おい、カズマ、ミキ、先行ってろ。」
【カズマ】「え、でも・・・。」
【ミキ】「指令は出た。私達はそれに従うべき。」
【カズマ】「・・・うん。」
文字数関係で未公開シーンを出す羽目になるとはっ!次へ続く!