やっぱり何話か忘れた(爆)

チャオが繭になって1ヶ月が経った。
優奈は不安を胸にし、学校へ行くしかなかった。
「えーー!ムーンちゃんが繭になってるのー!?」
「うん・・・。」
優奈の机の周りには、この前優奈の家に遊びに来てくれた子が集まっていた。
「大丈夫だよ、優奈だって、ナイト可愛いがってたじゃん。」
「そうだよ、きっと転生してくれるよ。」
友達が優奈を慰めた。
「そうだよね・・・。」
優奈はため息混じりで答えた。
ここ1ヶ月間、優奈はナイトがまだいなかった孤独感を感じていた。
キーーーーーンコーーーーンカーーーーンコーーーン。
「あ、チャイムだ。じゃね!」
友達は、みんな自分の机に戻っていった。
授業の先生の声も耳に入らなかった。
思うのはムーンナイトの事ばかり・・・優奈は急にムーンナイトの名前の事を考えていた。
「『ムーンナイト』って名前、小説の人物の名前なんだよね・・・意味が月の夜か月の騎士・・・。」
すると先生が呼んだ
「じゃあ、七瀬さん。57ページを読んでください。」
優奈は静かに答えた。
「すいません・・・聞いてませんでした・・・。」
「しょうがないですね・・・じゃあ、次の人、読んで。」
優奈の席の前の人が立って、読み始めた。
次の授業も・・・また次の授業も・・・

いつもより時間が長く感じた。
「ただいま・・・・。」
優奈は繭がある、布団を目にやった。
そっと布団をめくった・・・。
しかし・・・・そこにはムーンチャオのタマゴがなかったのである!
「・・・・・!」
~~~~~~~~~~~~~~~続く~~~~~~~~~~~~~~

このページについて
掲載号
週刊チャオ第23号
ページ番号
7 / 11
この作品について
タイトル
少女とチャオ
作者
まっきー(ライカ)
初回掲載
週刊チャオ第16号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念特別号
連載期間
約6ヵ月4日