第六話 隠された計画

スピりチャル「ったく、おっせーぞ、何してたんだよ?」

チャス「わりぃ、なんか面倒なことになっちまってさ・・・」

チャスとサクラは、さっきおこった事の一部始終を話した。

スピりチャル「・・・なるほどな。で、そこの二人は誰だ?」

チャミィ「私はチャミィ。元セイントの闇の加護者。」

レイ「俺はレイ。同じく、元セイントの光の加護者。時空の申し子。」

スピりチャル「元セイント?どういうことだ?」

ルセア「レイ兄さんは、私の実の兄です。レイ兄さんとチャミィさんは、セイントのやり方に嫌気がさして、仲間に加えて欲しい・・・といっているんです。」

サクラ「スピりチャル、あんたは私達部隊のリーダーだ。あんたが嫌ならそれでいいよ。どうするんだい?」

スピりチャル「セイント・・・・それは確かに信用できない。でも・・・こいつらはルセアの兄さんの関係でもある。・・・わかった、なかまにいれよう。」

チャミィ「話がわかる人でよかったよ。じゃぁ、これからしばらく、よろしくな。」

サクラ「よーし!今日は祝賀会よ!私が豪華な料理、作ってあげる!」

ドランカー「・・・わりぃ、サクラ、俺は遠慮しとくぜ。」

スピりチャル「俺も。」

ルセア「私も遠慮しときます・・・」

サクラ「ちょっとぉ~!何で食べてくれないの?」

チャス「おまえの料理がまずいからだろ。」

サクラ「・・・・チャス?今、なんていった?」

楽しげな宴はまだまだ続く・・・隠された計画が進行してるのにも気付かず・・・

チャミィ「こちら、第二部隊、リーダーのチャミィ・・・ダークの部隊に潜入完了、第二計画を実行に移します・・・詳しい場所などは後日連絡します・・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
7 / 12
この作品について
タイトル
『四聖風雷伝』
作者
桜(フィルァ,チャチャ,飛諏珂)
初回掲載
2004年7月8日
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念号
連載期間
約5ヵ月18日