第13話

シルバット学園 第13話
ネウクス ・・・・そういえばさ、フィナスが通っているシル・・・なんとか学園って、楽しいこととかあるの?
フィナス シルバットな・・・・ まぁ楽しいことはあるぞ。
ネウクス へぇ、そうなんだ。僕も行ってみたいな・・・・
フィナス いけるにはいけるんだろう?
ネウクス うん。でも、この像を整備しないとだめだからな・・・・
ネウクスはそう言うと、像を見た。
フィナス だよな・・・・・
2人は考え込んだ。
フィナス あ、そうだここを封鎖して誰も、来れなくすればいいじゃないのか?
ネウクス それもあるけど、ツルの伸び具合で、像が汚く、なっちゃうね。
フィナス なら、今のうちに、切るか。
ネウクス そうだね。
フィナスとネウクスは家から裁ちばさみを持ってきて、作業を開始した。
ネウクスは、裁ちばさみを持ち、フィナスは半獣化し、爪で切ることにした。
ネウクス へぇ、フィナスの半獣化ってそうなるんだ。
フィナス ああ。
こんな話をしながら、作業は着々と、進んでいった。
数時間後
ついに、ツルが切り終わり、空は橙色に、染まっていた。
~フィナスのお爺ちゃんの家~
フィナス ふぅ・・・疲れた・・・
ネウクス お疲れ様。はい、お茶。
フィナス お、悪いね。
ゴクゴク・・・・・
フィナス やっぱり、ここで取れる、お茶は美味いや。
ネウクス 懐かしいよね、こうやって座りながら、スイカとか食べたの。覚えてる?
フィナス ああ、覚えてるよ。こうやって考えると、一年ってあっという間に過ぎてっていくんだよな。
ネウクス そうだね、フィナス。
フィナス さて、ネウクス。そろそろ行くか?
ネウクス そうだね。行こうか。 あ、ちょっと待ってて。
ネウクスはそう言うと、家の中に入り、置き手紙をスラスラと書いた。
ネウクス さて、行こうか。
フィナス ああ。
フィナスとネウクスは、走りだした。
草原につき、フィナスとネウクスは変身した。
フィナスは、変身し終わったあと、ネウクスの変身を待っていた。
ネウクスの姿は、フィナスよりもデカくはないが普通の鷲よりも2倍の大きさだった。
ネウクス フィナス。行こうか。
ネウクスは普通の言葉をしゃべりだした。
フィナス グオ!?グオオ?(ちょ!?お前も普通にしゃべれるのかよ?)
ネウクス フィナスはまだ普通にしゃべれないの?
まぁ、急がずに変身を保っていれば、しゃべれるようになれるとおもうよ。
フィナス グオ・・・・・グオオ。(そう・・・・だよな。)
フィナスとネウクスは、翼を動かし、街がある方へと、飛び出したのだった。
~~~~~~~~~~~~~~続く~~~~~~~~~~~~


サレナ 今日は、フィナスとネウクス君だけでしたね。
ユニト しょうがないよ。今日は、フィナスとネウクス君の物語だもんね。
フィノクス まぁ、今日は平和な感じの物語だけど、これはこれでいいよね。
サレナ・ユニト そうだね!

このページについて
掲載日
2011年1月29日
ページ番号
13 / 21
この作品について
タイトル
シルバット学園
作者
フィノクス
初回掲載
2010年7月20日
最終掲載
2011年12月25日
連載期間
約1年5ヵ月8日