第22章 決戦!!くだらい戦い1

>バケツ仮面「ふははははは!!では諸君!!また会おう!!」
>バケツ仮面は窓を突き破り消えていった。
>不良らしきチャオ「もう来るな~~!!!!」
>市長「は・・・はは・・・民宿が・・・続く」

よ!!オレ勇者!!
今回はなにげにオレのセリフから始まるんだぜ!!
それじゃあ・・・ゴホン!!
実は今日は市長の言った「あいつら」が来る日なんだ!!
あいつらってのはもちろんまるこめ団のことだぜ!!
んで、市長の話によると来るのは昼の12時!!
ちなみに今はなんと11時30分なんだ!!
もちろん市民共は怖いっとかって言って、町の近くにある森の中に避難したけどね!!

~森の中~
実況市民チャオ「読者の皆様、初めまして!!今回、特別ナレーターをやらせていただくことになりました。実況の『ドム・ハンクス』です!!(蹴」
実況市民チャオ「さぁ~いよいよ残り30分で『まるこめ団VS旅人達』のデスバトルが繰り広げられるようですが、どう思いますか?解説の『シュバルツ・ネッガー』さん!!」
解説市民チャオ「う~ん、ってかこんな状態で実況するのはどうかと思いますよ」
実況市民チャオ「ありがとうございました~!!(無視)さらに今回は実況をやりやすくするためにゲストの占いオババの『あい・ウエオ』さんをチャオ幼稚園から連れて参りました~!!」
ウエオ「よろしゅう」
実況市民チャオ「あい・ウエオさんは皆様知っての通りのあの有名な大賢者『ハヒ・ふへほ』さんの良きライバルなのです!!ちなみに今はチャオ幼稚園でヘボい名前を付ける占い師として有名です!!」
ウエオ「ほっといてくださいまし」
ちなみにアイスランドで登場したDrは元チャオ診療所のDrです。
実況市民チャオ「今回はウエオさんの持ってきてくれた『水晶玉』で試合を見ることが出来ます!!」
解説市民チャオ「それは便利ですね」
市長「旅人の諸君、頑張ってくれたまえ!!」

~町の中~
旅人チャオ1「・・・・どうやら市長達は我々が戦うのを楽しんでいるようです」
目をつぶっていた魔法使いチャオが目を開いて言った。
不良らしきチャオ「ったく、無事かと思って念のために調べたのによ!!お祭り騒ぎかよ!!」どうやら魔法を使って市長達がちゃんと避難しているか確かめていたらしい。
勇者「そういえばバケツ仮面の姿が見えないね」
ミルフィーユ「バケツ仮面さんなら準備があるとかでまだ来てないよ」
不良らしきチャオ「またバズーカ砲でも持ってきて町を破壊しなけりゃいいがな」
不良らしきチャオが呆れたような感じで言う。
と、裏山の方から何百人もの軍団がこちらへ向かってくる!!

手下4「しかしなんでまた真っ昼間から襲うんですか?夜中に夜襲をかけたほうがいいと思うんですがね」
ブルース「な、何言ってるんですか!!夜は暗くて怖いでしょ!!」
手下4「・・・・なるほど」
黒い手袋とシューズをはめ、黒いマントをなびかせ、灰色のヘルメットとでかめの青いサングラスをした気の弱そうなソニチャが先頭に押し寄せてくる。
ザッザッザッザッザッザッザ・・・・。
まるこめ団の足が旅人達から30㍍程離れたところで止まった。
ブルース「な、なぜ僕達が来ると分かったんですか~!?」

不良らしきチャオ「ページを節約するために・・・ゴホン!!・・・と、いうわけだ!!」
これぞ節約テクニックだ!!

ブルース「ええ~~!!市長が匍匐前進(ほふくぜんしん)したまま作戦を盗み聞きしていたんですか~!?」

不良らしきチャオ「その通り!!」

ブルース「・・・・ま、まぁいいでしょう・・・僕は~!!まるこめ団第32部隊隊長の泣く子もわめくブルース将軍です!!」
だめだった!!

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第39号
ページ番号
36 / 51
この作品について
タイトル
しろうと勇者の冒険記
作者
まわしげり
初回掲載
2002年6月27日
最終掲載
週刊チャオ第57号
連載期間
約9ヵ月10日