第21章 発覚!!市長達の企み(後編)

> 勇者「そもそもなんで狙われたんだ?」
> ミルフィーユ「確かに・・・理由がないなんておかしいわよ」
> 市長は話し出した。
> 市長「あれは1週間前・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わしがこの町の裏山を匍匐前進(ほふくぜんしん)で散歩しているところだった・・・。
『ありえない話だ!!』
わしがふと右を向くと・・・巨大な飛行船があったのだ!!
飛行船の前には何人ものチャオ達がいて、こう話していた・・・。
ブルース「じゃ、じゃあ皆さん、今回の作戦は1週間後に奇襲をかけるという形でよろしいですか???」
一番偉そうで、金ぴかな上に肩にヒラヒラ(何それ)をつけている服を着ている奴が言った(分かりにくくてすいません)
手下達「いいぜ!!バカヤロ~!!」
ブルース「ひっ!!・・・じゃ、じゃあ今回も僕が指揮を執らせていただきますね。よろしいですか???」
手下達「いいぜ!!コノヤロ~!!」
「なんだあいつらは?」と思いながらも草陰からこっそり見ているわしは、恐ろしいことを聞いてしまったのだ・・・。
手下1「将軍!!しかし、なんであんなちんけな町を襲うのですか?」
ブルース「え、え~と、確か四天王のカギツメさんと引き分けた奴と、ラフィンさんを倒しちゃったパーティが6日後にこの町に来るからとかで」
「な、なんと!!」わしは急いで匍匐前進で山を下り、『急ぐとは言わないぞ!!』町のみんなにこのことを話し・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不良らしきチャオ「今回の作戦を考えたってわけか・・・」
市長「ピンポ~ン」
どかすかぼかすか
袋叩き!!市長に3000のダメージ!!市長は倒れた!!旅人達は2つのカオドラと小動物『アライグマ』を手に入れた!!
勇者「あれ?なに?そのカオドラと小動物って?」

説明しよう!!この世界はRPGなので敵を倒すと、経験値の代わりにカオドラと小動物を手に入れることが出来るのだ!!
それを使えばレベルアップもでき、どんどん使えば強くなっていくのだ!!

不良らしきチャオ「・・・と、いうわけだ」
旅人チャオ1「それにしても四天王と互角だなんて誰だよそいつ?」
旅人チャオ2「すごいよな~」
旅人達が市長を踏んづけながら、口々に言う。
勇者「オレだ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不良らしきチャオ「お前が?」
勇者「そうだ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
旅人チャオ達「ほ~、ということは」「こいつを差し出せば問題は解決すると」「そういうことだな」
勇者「え?あの・・・ちょっと~!!?」
ミルフィーユ「勇者さ~ん!!」
市長達を取り囲んでいた奴らが勇者達を取り囲んだ!!不良らしきチャオを除いて。
旅人チャオ達「覚悟しろ~」「みんなのためだ、許せ!!」「今度、ソニアド貸してあげるから♪」
不良らしきチャオ「これでいいんだろうか?」
勇者&ミルフィーユ「助けて~~!!!!」
勇者達が捕まりそうになったその時!!民宿の天井にぶらさがっている1人の変態が居た!!
ちゃらりらんりら~ん、デデ~ン!!←登場の時のテーマミュージック
???「ふは~はっはっはっ!!(今回は登場ゼリフを言わせて貰うぞ!!)た・・・」
旅人チャオ達「あ、あれは!!」「セリフの言えない登場シーン」「しつこく何度も現れる」「おバカ大将バケツ仮面!!」
バケツ仮面「ほっとけ~~!!・・・ゴホン!勇者君、私は君に力を貸すぞ!!一緒にまるこめ団を倒そうではないか!!ではまず、邪魔なやつらを蜂の巣に・・・」
そう言うとバケツ仮面はマシンガンを取りだした!!
旅人チャオ達「何ィ~!!?」
銃声が鳴り響く!!弾は当たらなかったが、ほとんどのチャオが失神、あるいは気絶している。
バケツ仮面「ふははははは!!では諸君!!また会おう!!」
バケツ仮面は窓を突き破り消えていった。
不良らしきチャオ「もう来るな~~!!!!」
市長「は・・・はは・・・民宿が・・・続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第38号
ページ番号
35 / 51
この作品について
タイトル
しろうと勇者の冒険記
作者
まわしげり
初回掲載
2002年6月27日
最終掲載
週刊チャオ第57号
連載期間
約9ヵ月10日