第20話 2人の救世主?(後編)

> ミルフィーユ「ねぇ・・・もしかして・・・」
> 勇者「・・・・」

市長の家~of旅人専用民宿

市長の家は普通の1軒家でその隣にちょっと古そうな民宿があった。
そして市長達と一緒に民宿のドアを開けると・・・・。
親父「ん?・・・・アミーゴじゃないか!?会いたかったぞ~!!」
モンスター親父が出現した!!
親父は勇者の方に走っていったが、勇者のカウンターパンチを食らい、諦めた。
ミルフィーユ「こ、こんにちは~」
ミルフィーユは必死で笑顔を作ったが、苦笑いになったしまった!!
市長「あ、そうだ。皆さんにちゃんと言っておかなければならないことが」
そう言うと市長はパーティ達を民宿に集めた。
市長「皆さんに言い忘れたことがあります。重大なことなのでよく聞いてくださいね」
旅人達はゴクリと唾を飲んだ。
市長「実はですね。この町は別名「お馬鹿の町」と言われているんです」
市長は泣いている!!
市長「その理由がある男のせいなんですが・・・」
「た、大変だ~!!さっきのチンピラ達が逃げたぞ~!!」民宿の外から叫び声が聞こえた!!
市長「丁度こんな感じに事件が起こると、出るんですよ・・・」
旅人達「え、何?」
市長「バカが・・・」
旅人達「・・・・はい?」
「誰か~!!あのチンピラ達を捕まえてくれ~!!」またもや民宿の外で叫び声が・・・。
旅人達「あの~、なんか外が騒がしいような・・・」
市長「・・・しまった!!奴だ!!奴が来る!!皆さん!!早く外に出て奴をくい止めてください!!」
「なんだなんだ!?」と言いながらも旅人達of勇者達は外へ出た。
するとチンピラ達が町の外へ向かっているのが見えた。
勇者1(主人公ではありません「よ~し、あのチンピラ共を捕まえれば良いんだな」
勇者1が魔法を使おうとしたその時!!
???「は~はっはっはっ!!」
民宿の屋根の上に誰かが立っていた!!
町のチャオ達「あ、あれは!!」「高いところからのワンパターンな登場・・・」「奇妙な笑い声に」「センスの悪い継ぎ接ぎだらけのスーツ!!」「バケツを被った変態野郎・・・」
「そう!!そんな奴は1人しかいない!!」「我らのヒーロー、オケツ仮面!!」
オケツ仮面?「バケツ仮面だ!!バ・ケ・ツ!!」
不良らしきチャオ「・・・誰?」
勇者「あわわわ」
旅人達「もしかして・・・」
ミルフィーユ「さっき言っていたバカって・・・あの人ですか?」
ミルフィーユは市長に問いかけた。
市長「そうです・・・遅かったか!!」
不良らしきチャオ「だけどアイツ・・・見かけはただの変態だけどあのチンピラ達を倒そうとしてくれてるんじゃねぇのか?」
不良らしきチャオも市長に問いかけた。
市長「まぁ・・・そうなんですけど、やり方がハデというか卑怯というか・・・」
チンピラ達「なんだぁあの変態は?」「構わねえ!!いくぞ!!」「おう!!」
チンピラ達はバイクに乗って逃げた!!が・・・
バケツ仮面「フッこの私から逃げられるとでも思ったか!!くらえ!!ろいやるあとみかるはいぱーぐれねーどばすたー!!」
バケツ仮面はそういうとバズーカ砲を取り出してチンピラ達をロックオンした!!
チンピラ達「ん?・・・・ぎゃ~!!」
ちゅど~ん
チンピラ達は見事、撃沈した!!
ちゃ~らりらりりり~(←勝利の音楽)
バケツ仮面「ふはははは!!私に勝とうなど1分30秒早いわ!!」(←決め台詞)
不良らしきチャオ「は、ははは・・・チンピラ相手にバズーカ砲かよ・・・はは・・・」勇者「(もしかしてジェルフェが言ってたバカとアホってこいつら?(不良らしきチャオ&バケツ仮面)」
ついでに言うとチンピラ達と一緒に市長の家も破壊されていた!!

市長「・・・・続く・・・私の家・・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第36号
ページ番号
33 / 51
この作品について
タイトル
しろうと勇者の冒険記
作者
まわしげり
初回掲載
2002年6月27日
最終掲載
週刊チャオ第57号
連載期間
約9ヵ月10日