第14章 君は一体・・・
>勇者「・・・・(マジッスか~!!おいおいそんなに酷いのかよ~!!)」
そんな勇者達に光の者が訪ねた。
光の者「あの~試合の方は?」
全員(光の者以外)「あ、そういえば」
そんなこんなで改めて試合開始~!!
オヤジ1「ウーザイさん(親父の本名)は居なくなっちまたけど、まあなんとかわしらでやっつけるか~」
オヤジ2「おうよ!!わしらはレベル60だ!!そう簡単には倒せまい」
そう言うとオヤジ達は剣を持って襲いかかってきた!!
勇者「レベル60~!?オレ・・まだ1なのに・・・」
言い忘れてましたけど勇者はレベル1です!!
だって戦闘経験もないのですから。
と、光の者が前に出てきて勇者達にこう言った。
光の者「お二人はさがっていてください。私一人で十分です」
ミルフィーユ「え?でも・・・大丈夫ですか?」
光の者「ご安心を」
光の者はミルフィーユに少し微笑むとオヤジ達に向かっていきました。
全員(光の者以外)「!?」
光の者の速さといったらものすごく速くて一撃でオヤジ2を倒してしまったのです。
オヤジ2「ぐっ・・・」
オヤジ2は体に付いた大きな引っ掻いたような傷を両手で押さえて苦しんでいます。
そうです。光の者の武器は『かぎ爪』だったのです。
オヤジ1「だ、大丈夫か!?」
オヤジ2はすぐさまタンカで運ばれました。
ミルフィーユ「ね、ねぇ勇者さん・・・光の者さんちょっと人格が変わってない?」
勇者「確かに・・・アイツおかしいぞ?」
勇者達もなんだか光の者に対して違和感を持ちはじめてきたようです。
光の者「次は・・・あなたです!!」
光の者はそう言ってオヤジ1の懐に飛び込んだ!!
オヤジ1「ひ、ひぃ~!!」
オヤジ1は剣を前に構えて攻撃を防御しようとしましたが・・・
ガキィーーン
剣は弾かれて上の方に飛んでしまいました。
オヤジ1「あ、あわわわわわわ」
オヤジ1は腰を抜かして怯えてしまいました。
光の者「降参しますか?・・・!?」
光の者がそう言ってふと上を見ると弾かれた剣が降ってきました!!
光の者は慌てて避けました・・・が、剣は光の者のマントに突き刺さり、光の者の顔をホールのチャオ達が見たとたん勇者とミルフィーユを除く全員がまるでバケモノを見たような顔であるチャオの名前を口にしました。
「ち、チャオ!?」
と・・・・は!?チャオ!?
続く