第13章 悲劇の出会い奴が来た!!
>そして3分後、なんだか目障りなので王様自ら城の外に追い出したらしい。
>時は流れていよいよ勇者達の試合です!!
ミルフィーユ「いよいよだね」
ミルフィーユは『今日からあなたもヒッヒッヒ』と書かれた本を鞄にしまった。
勇者「そそそそうだな・・・」
勇者は緊張のあまり短剣と間違えてダイコンを握りしめている!!
光の者「カイド君・・・またヘマをしましたね・・・」
光の者は小さな声でボソッと言った。
勇者「へ?なんか言った?」
光の者「い、いえ別に・・・」
光の者はなんだか様子がおかしいようだが・・・おっと舞台に大臣が出てきました。
いよいよ試合開始です!!
大臣「え~では予選最後の試合です。あ、こういう場合ってらすとばとるって言うんでしたっけ?」
ツッコミ役の大臣までもがボケた!!
大臣「気を取り直して第45回戦目~赤コ~ナ~オヤジ集結!!パーティ(3人)VS勇者だよ~んパーティ(勇者達のパーティ)の試合です!!レディ~ファ~スト!!」
なんか違うがよしとしよう!!
大臣が言い終わると舞台に両チームが上がりました。
勇者「さ~てどう戦うか・・・な!?」
ミルフィーユ「あれ~どっかで見たような・・・」
勇者達(光の者を除く)は敵チームを見て驚いているようですが・・・なんとそこには奴が居た!!
???「フッフッフ久しぶりだな!!読者の諸君!!そして息子よ!!」
その奴とは・・・
勇者「お・・・親父・・・!?」
そうです!!奴とは親父のことなのでした!!
勇者「なんでここに!?」
親父「う~む何から話せば良いのやら」
こうして5秒間にわたり、母と妹(ルイス)にタンスをぶつけられたこと・・・じゃなくて母と妹に「アミーゴ(前の名前)(お兄ちゃん)の職業が勇者じゃなかったらコンテストに出場できないでしょ!!さっさと行って調べてこ~い!!」と言われて後を追ってきたことや自分の職業が本当は勇者だったことを話した(第5,6章参照)・・・・・え!?勇者!?
勇者「ちょっと待て!!親父の職業が勇者ってどういうことだよ!!」
親父「転生していたのを忘れておった(きっぱり)」
そうです。転生するとアビリティが変わってしまうので職業も変わってしまうのです。
アビリティと職業については第6章を読めば分かると思います。
勇者「忘れてただ~!?親父は自分の職業が勇者じゃないから旅ができないって言ったからオレが旅をしてるんだろ~!?親父は家に帰って「のど自慢」でも見てろ~!!」
勇者は親父の胸ぐらをつかんで荒れている!!
王様や他のチャオ達はポカーンと口を開けてぼーっとしている(チャオに口はないよっていう思っちゃダメですよ!!)。
親父「のど自慢だ~!?わしは歌番に興味はな~い!!」
そういう問題ではない!!
勇者「と・に・か・く・帰れ~!!」
バキッ!!!!!!
勇者は親父の顔面に正義の鉄拳をぶち込んだ!!
会心の一撃!!親父戦闘不能!!
王「医者~けが人だぞ~」
王様がそう言うと医者とその助手らしきチャオが何人かが親父の所に来た。
医者「・・・・かなりの重傷ですね。この町ではの病院では治療は無理です。ワープを使って『アイスランド』(決してパクリではありません!!)に行きます」
そういうと医者チャオと助手チャオ達は「ラーメン60分の1」(第9章参照)を使って消えてしまった。
勇者「・・・・(マジッスか~!!おいおいそんなに酷いのかよ~!!)」
続く