第9章 勇者達、出場会場に来る

>神父「残念だがコンテストならあと1分でスタートだ。間に合わんな」
>そうです。神父さんに職業を教えて貰っている内に残り時間は1分をきっていたのです。

ミルフィーユ「う、うそ~!!」
バキッ・・・ミルフィーユの叫びと同時にロッドが折れた!!
勇者「なんで先に言わないんだよ~!!」
勇者は絵にも描けないくらいの表情で神父を襲った!!
神父「(ギャ~~!!!!)そ、そんなことを言われても・・・」
神父は十字架を握りしめて、心の中で助けを求めました。
ヒュンッ
全員「誰?」
いきなり一人のチャオが現れました。
コートを着ていて、顔がよく見えないチャオでした。
頭の上に輪があることからして、きっとヒーローチャオでしょう。
????「アミーゴさん!!こんな所で何をしているのですか!!」
????はそうとう怒っているようだ。
ミルフィーユ「・・・勇者さん・・知り合い?」
ミルフィーユはまだ少し驚いているようです。
勇者「えっこんな奴・・・知らないけど・・」
と、勇者のそばに????が近づいてきたました。
????「とにかく、私と一緒に来てもらいます」
そういうと????は勇者の腕を引っ張っりました。
勇者「い、行くってどこへ?」
勇者は????の手をさりげなく弾いた!!
光の者「城に決まってるじゃないですか!!私の魔法で瞬間移動します」
そういうと光の者は足を2回踏みならし消えてしまった!!
神父「あ、あれはラーメン60分の1!!」

「ラーメン60分の1」
「移動魔法」
収得レベル71
「昔はライトヴィンドだったがこっちの方が格好いいので変えようということで変な名前にさせられてしまつた技。
カップラーメンの時間(3分)の60分の1の時間でワープできてしまう(3秒)からそう名付けられた」

10分後~コンテスト会場
勇者「出場受付も済んだし、時間までちょっとぶらぶらしてくるか」
そういうと勇者はどこかへ消えてしまいました。

???「バカだな」
??「バカですねぇ」
???「あいつ時間ぎりぎりまで何をやってたんだか」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第23号
ページ番号
12 / 51
この作品について
タイトル
しろうと勇者の冒険記
作者
まわしげり
初回掲載
2002年6月27日
最終掲載
週刊チャオ第57号
連載期間
約9ヵ月10日