「9章」 119話 『DN帝国本部突入_最強の軍事国家「DN帝国」』

真実の冒険 「9章」 119話 『DN帝国本部突入_最強の軍事国家「DN帝国」』


----飛空挺外_かんばん前方----


ガイア達は戦う準備ができたのか、全員外に出ていた。
セヴンの飛空挺を囲む他の飛空挺はいつの間にか20機程に増えていた。
全ての飛空挺がガイア達を援護-というわけではなくマスコミが保有する飛空挺も存在していた。
どうやら本突入を中継し、全世界へ中継をするつもりであろう。


「必ずDN帝国を倒すことができる」


ガイアは呟いた。
DN帝国本部へ少しずつ近づいていた。


DN帝国-通称最強の軍事国家-


DN帝国の本部がおかれるこの国は
全体的に多くの工場が綺麗に区画されており、五角形で構成されている。
鉄のさびなのか国全体が赤黒いのが特徴だ。
数多くのプラントがそびえ立ち、多くの物を製造をしているのか
煙やら炎やら電線やら無機質のようなマテリアルの世界が広がっていた。
また、五角形の中心地にDN帝国本部が存在する。
中心地には住民が元々は住んでいたのだろうか、
一軒家のような物は遠くて見えないが高層ビル群が多く立ち並び、
最中心地は赤い高層ビルが一本聳え立っているのがわかる。
そしてさすがは軍事国家。
国の大きさ・規模はこの世界では最大級の大きさである。
まがまがしいその独特な世界観は最強の軍事国家と呼ばれるに相応しい国だ。


ガイア達は今回五角形の中心地・DN帝国本部へ直接上空から突入する予定だ。
既にマスコミや世界政府よりDN帝国へ突入することは既知の情報となっているため
DN帝国はかならず迎え撃つ準備はしているはずだ。


「あまり褒める気にはならないが、、、さすがは軍事国家。本当にでかい国だ」


オキスが上空からDN帝国を見降ろす。


「僕もカタストロフの王として何度か訪れたことは遠い昔にあるが、
 基本的には製造が主流の国で、他の分野は違う国に拠点を作り活動しているらしい。
 またこの国へは外部からの入国は基本禁止だからね。
 僕も中心地以外の行動は禁止だったので製造のノウハウはこの国だけのテクノロジーをもっている。」
 

セヴンが過去の話を思い出し話をした。
そして続けて話をする。


「そろそろDN帝国本部がある中心地へ到着するはずだ。
 僕は飛空挺から君達を降ろした後、周りの飛空挺を指示するため飛空挺に残るつもりだ。
 現在の状況はあまりわから・・・」
 

ドーン!!!!!!


飛空挺に大きな音が鳴り響く。
そして飛空挺は少し揺れだした。
操縦室からのアナウンスが鳴り響く。


「セヴン様!DN帝国本部より複数のチャオが飛空挺へ攻撃をしている模様です!至急指示を!」
「攻撃が始まったか!?すぐに向かう!」


セヴンは操縦室へ急いで戻っていく。
ガイア達は外を見降ろすと
そこにはDN帝国兵士だと思われるチャオが工場より
こちらの飛空挺へ向かって攻撃をしているのがわかった。


「ざっと数だけでも500以上はいるな。ガイア、どうする?もう突入するか?」


レッドがガイアに指示を仰ぐ


「いや、まだ本拠地までの距離が遠いからもう少し近づいたら突入しよう!
 とりあえずは飛空挺から攻撃を!」
「OKだガイア!周りの飛空挺を含め上空から攻撃を開始するよう指示をする!」


操縦室から戻ったセヴンからアナウンスが流れた。
セヴンは援助にきてくてた飛空挺へ上空からDN帝国へ攻撃を開始するよう指示をだした。
まだ中心地までの距離が少し遠いため、全飛空挺よりDN帝国の工場へ攻撃をはじめる。

中心地に近づくにすれ本格的に攻撃が激しくなっていく。
攻撃を受け工場が燃えている所もあれば
DN帝国の攻撃を受け、一部の飛空挺が煙のようなものが出ている所もあるようだ。
DN帝国兵士の一般兵はE-Sまでのランク付けをされて構成されており、
服の色により判別される。
Sランクのチャオは赤い服を纏っている。
中心地に近づくほどDN帝国兵士の服装が赤いチャオが多く見受けられる。


「ガイア!どうやら周りの飛空挺でDN帝国の攻撃を受け
 もう墜落しそうな飛空挺が存在するらしい!
 そこでだ!そこに乗り組んでいるチャオを僕の飛空挺に移送させ、
 そのあとに墜落しそうな飛空挺を中心地に墜落させる!!
 そして墜落と同時にこの飛空挺を急降下させるから突入してほしい!」
「わかったセヴン!その合図で俺らはかんばんから中心地へ乗り込む!」


セヴンは既に戦闘モードであるため指揮官状態だ。
ガイア達の飛空挺は一旦墜落しそうな飛空挺へと近づき、乗り組み員を全員移送させた。


「レッド!オキス!炎と電撃であの飛空挺を墜落させてくれ!
 そのあとに俺らは急降下して突入する!」
「了解!!」


ガイアは指示を出す。それに合わせ、オキスは槍から炎を、
レッドは手から球体の電撃を造形し、墜落しそうな飛空挺のエンジンめがけ狙い撃ちした。
みごと墜落しそうな飛空挺のエンジンに命中し、DN帝国中心地に墜落していく。

しかし

DN帝国兵士も墜落させまいと墜落する飛空挺へ集中攻撃をし空中分解をさせた。
大きな爆音と煙と炎が中心地を襲う。
煙と炎、そして飛空挺の部品が宙を舞う中、セヴンの飛空挺は中心地へ急降下をしていた。


「ガイア!DN帝国中心地の目の前まで急降下する!」
「わかった!セヴン!俺らを降ろした後は他の飛空挺の援護を宜しく頼む!」
「まかせろ!」


セヴンとガイアの息はぴったりだ。
急降下したガイアの乗っている飛空挺は
煙の中を全速力で下降し、DN帝国本部の入口付近まで到着した。


「いくぞ!みんな!」
「まかせろ!先陣は我がいってやる!」


ジンはガイアの掛け声により、早速飛空挺を飛び立った。
空中分解した飛空挺の破片と煙をくぐりぬけDN帝国本部の入口に着陸する。
まだ煙により周りが何も見渡せない状況だ。
しかしジンにとって周りが見えない場所こそ得意分野の戦場だ。


「まずは奇襲じゃ!」


ジンは二本の刀を操り、見たことない魔法陣を作成した。
そして氷と風の魔法を生み出し融合させ、ブリザードを引き越したのだ。
それは修行の成果なのだろうか。
大きなブリザードによりDN帝国本部の入口付近は破壊されていく。


「すげえなジン、、、いつのまにあんな技を」
「俺らも負けてられないぞレッド!」
「そうだな!いくぞ!」


オキスとレッドも煙とブリザードが吹雪いている
何も見えない中を飛空挺から飛び降り落下していく。


「ジン師匠!俺もいきますよ!」


続いてヴィラが飛び降りる。


「プラム!私たちもいきましょう!」
「こ、こわいですが、、、あのきつい修行を超えたのだから!きっと大丈夫!」


レイズとプラムも落下する。


飛空挺に残ったのはガイアだけである。
飛空挺の下からはDN帝国兵士のあわてた声とオキス・レッドの奇襲攻撃なのか
炎と雷が見えていた。
ブリザードも吹雪いており一定箇所だけ転変地異が起きているような状態だ。


「よし!俺も行くか!」


最後にガイアも飛空挺から飛び降りる。
セヴンは飛空挺からガイアが飛び降りたのを確認した後、すぐに飛空挺を急上昇させた。


ついにDN帝国本部との戦いがはじまる!


120話へ続く。

このページについて
掲載日
2016年11月4日
ページ番号
302 / 302
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2016年11月4日
連載期間
約12年7ヵ月18日