「8章」 102話 ガイアVSドラゴ 「2倍 意地とプライドの終焉」

ドラゴ「ぎっ銀のツルギだと・・・・・。」


ドラゴの頭の中は今まで以上に困惑する。
あの銀色の剣の威力・・・異常なものがある・・・!!
俺様の『ドラゴンブレッド』が全く効かない!!
普通に力負けをしてしまう・・・・。
なぜ・・・・・なぜだ・・・・・・・・・!!
アイツに勝てる気がしない・・!!


ガイア「ドラゴ・・・言ったろ?・・・ピンチになった時は強くなるものなんだ・・・はぁ」
ドラゴ「ふざけるな・・・!!今まで何故使わなかった!?いきなり技を使えるわけがないだろう・・!!」
ガイア「はぁ・・・・いきなり俺の脳に能力が伝達し・・・てきたんだ・・。最近『あるチャオ』によってこの・・・はぁ・・能力を教えてもらったからな」


ガイアはドラゴに少しづつ近付いていく。
『銀のツルギ』によって状況が逆転したのである。
追い詰められていくドラゴ。
しかし、ガイアも最初に喰らったドラゴの『ドラゴンブレッド』が原因で体力はほぼない状態であった。
ドラゴに悟られないように・・気づかれないようにする必要があった。


ガイアは無表情で地面に叩きつけられたドラゴの目の前にきた。
くそ・・もう俺の体力もほとんどない。
ゼロムから教えてもらった『銀のツルギ』の能力は【全ての能力を2倍】にすることらしい。(脳の伝達された際に教えられた)
全てとは力やスピードはもちろん、状況判断、思考の回転数、動体視力なども・・。
でも全て2倍とは大きな弱点にもなる
『疲労感も2倍になるということ』
俺はさっき『ドラゴンブレッド』を喰らい、ほぼ体力は限界だった。
さらに体力を2倍のスピードで蝕まれるならば動けなくなる時間までそう遅くはない。
ほら・・・こんな事考えているうちに脚が動かなくなってきてるぜ・・。


ガイア「はぁ・・・・はぁ・・・・ドラゴ・・・俺の勝ちだ!」


ガイアはものすごい勢いで地面に倒れているドラゴに攻撃するが、ドラゴは這いつくばって攻撃を避けた。
ドラゴもまだ戦いは諦めていなかった。


ドラゴ「はぁ・・・俺様の今の力じゃお前を倒すこともできないかもしれん。でもな・・・周りを見ろ。俺様の炎が森を焼きつくしている。時間がたてばお互い焼死だ。いや、俺様は炎の耐性があるから逃げれば勝てるってもんだ。」


ドラゴは笑みを浮かべる。


ガイア「お前がそんなこと言うとは・・・・・・。でももう終わりにしよう。炎なんてすぐに消せる。そこは問題じゃない」
ドラゴ「なんだと・・・・・・・・・・・・!?」


ガイアは『銀のツルギ』から『白きツルギ』へ変換させる。
そしてツルギを上にかかげた。
すると炎は瞬く間に白い剣がいっきに吸収し、木に燃えている炎は全て消えてしまった。
恐るべき吸収能力と言うべきなのだろうか。
炎を吸収した剣は真っ赤な剣へとなる。
これをガイアは無効にさせ、また『銀のツルギ』へと変換させた。
ドラゴの笑みは消え、無表情へと変わる。


ドラゴ「ガイア・・・・俺様はお前に負けてから『死ぬくらいの努力』をしてきた。あのFランクだった俺様が幹部まで来たのもお前のおかげだ。でもな、他のDN帝国の幹部は俺様より圧倒的に強いぜ。」
ガイア「たとえ圧倒的に強かったとしても俺は絶対にあきらめない。仲間がいるんだ。DN帝国の連中は仲間という意識なんてないじゃないか。仲間の強さはお前ら帝国の奴らには負けない!」
ドラゴ「ああ・・・そうかよ!!仲間とかほざくな!!!!!この先絶対お前らは親父に殺される!!!!それで終わりだぜ!!!!」


ドラゴはガイアめがけて一直線で突っ込んだ。
もうお互いの体力は限界がきていた。精神的に限界はドラゴ、体力的な限界はガイアという感じだ。
ガイアも同じように突っ込んだ。
ガイアにとっては体力的な面から最後の一撃だ。
二人の『拳』と『ツルギ』が思いっきり交り合う。
当然のことながら、ドラゴは力負けして、宙へとまい大きく吹っ飛んで倒れてしまう。
ドラゴはなぜ逃げずに力で勝てないガイアに突っ込んだのか?
プライドなのだろうか?
ガイアのかすかな視界が吹っ飛んだドラゴを見ている。
意識が消えかかっている証拠だ。


ガイアの『精神状態』も限界がきている。
これでドラゴが立ち上がったら俺はもう死ぬんだろうな・・・・。反撃する体力はもうない。
ちくしょ・・・頭がクラクラする・・・。
『銀のツルギ』の効果【全てを2倍】にするは、結構なリスクだな・・・。
あっ・・・・意識が・・・・・・・目の前がまっし・・・・





なる・・・・。


続く。
ガイアVSドラゴ 完

このページについて
掲載日
2010年3月13日
ページ番号
285 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日