「7章」 41話 『突き進むものたち』

ブリザードとの激闘を終えたガイア達。
それからブリザードと和解し、ガイアが現在進行形の世界で起きている話をした。

その話の内容にブリザードは驚くばかりだ。


ブリザード「世界はいつのまにか悪くなってしまっている・・・・・・・。DN帝国という組織が世界を支配しようとしているんだな。 しかし、その組織の人口チャオ兵器・『ジェノム』を伝説のチャオ『チャイン』にとられたってわけか・・。」


ブリザードは大きなためいきを3、4回つく。

ガイア「はい・・・・・。とりあえず世界はチャインにやられる1歩手前まできています。DN帝国はジェノムをとられたから『3幻獣』の封印を解こうとしているのでしょう」

ジン「DN帝国め・・・・・!!」

どうすればいいかわからない状況にとまどってしまう3人。

はなしているの中、ヴィラが意識をとりもどした。


ヴィラ「ん・・・・・・」


ヴィラは半分目をつむりながら立ち上がった。

ヴィラ「戦いは・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

周りを見わたしたヴィラは今の状況がわからなくなっていた・・が、ガイアが落ち着いて話をし、理解させた。

ガイア「ヴィラ・・・・・・・・・・。ブリザードとは和解した。どうやら下へ進むことができそうだ・・・。体力は大丈夫か?」

ヴィラ「あぁ・・・・・。でもおれたちだけでDN帝国を・・・・・・・・・・・相手は一応この国の最強の組織だぞ?」

たしかに、ダークネス帝国(DN帝国)は独自の国もあり、財力、戦力も以上だ。

だがそれでも『3幻獣』の封印を解いてはだめだ。

また沈黙がながれようとした・・・・・・・・・・・・・・・が。


ブリザード「俺様も同行させてくれ・・・・・・・。少しは戦力になりたい。それにこの国を守りたい!」


ブリザードは立ち上がろうとするが、体が動かないのでまた倒れてしまう。


プラム「動かないで。私が魔法で回復させます。」


プラムは筆ペンから回復の魔法をかけた。ブリザードの体は少しずつ治っていく。

しかし、回復魔法をはなったあとプラムがいきなり倒れてしまった!

これにはみんながプラムに視線がいく。

ジン「プラム大丈夫か!?」

ガイア「プラム!!」

プラム「えぇ・・・・・・・・・・魔法を使いすぎたのかもしれないわ・・・・・・・・・」

とぎれとぎれ言葉を喋ったあと、プラムは気を失ってしまった。


ヴィラ「どうやらむりに魔法を使わせすぎたな・・・・・・・・・・。どうやらDN帝国は回復なしでいかなきゃいけなそうだ」


ジン「うむ・・・・・」

ガイア「もうここからは甘えは許されない・・・・・。ここからの戦いが今まで一番大変だ!!気合をいれていこう!」

ガイアはプラムをおんぶし、歩き始めると、他の2人もあるきはじめた。


『甘えは許されない』 まだ歩いていないブリザードの心の中に大きく響く。


ブリザード「(甘えは許されないか・・・・・・・・・・。この100年間、何もなく自然にくらしていた・・・・・・・・・・。だが現実というのはおぞましい)」


そういうと、遅れて回復したブリザードが歩き出す・・・・・。


3幻神の阻止に向かう4人ははたしてどこまでいけるのだろうか・・・・・・


『7章』のかいまくである・・・・!!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第229号
ページ番号
218 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日