「6章」 35話 ヴィラVSブリザード 4 『ヴィラの成功とヴィラの絶望』
あらすじ
ガイアがやられ、ヴィラVSブリザードとなったが、ブリザードの素早さには防戦一方で中々攻撃にはいけなかった。
しかし、ヴィラは修業の旅にでたときに学んだ技を今から使うところだった・・・。
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ヴィラ「覚悟しろ。これがいろんな場所を歩いて磨いた技だ!」
ヴィラのもっている二本のサーベルからは電気が発生していた。
ブリザードはしっかりと構える。
ブリザード「いまさらそんな電気を発生させても、お前のスピード・攻撃力は全てわかっているぞ。」
ブリザードは余裕の表情だ。
しかし、その表情も次のヴィラの攻撃でいっきに変わる・・。
ヴィラ「いくぞ!!」
ヴィラは走ってブリザードの前にいく。
ブリザードはすごいスピードで横に動きヴィラをかく乱させようとしたが、ヴィラはそのスピードについていった。
そしてヴィラの技が炸裂する!!
ヴィラ「電撃を操ることでおれの『ダウンフォースアッパー』(技)は全ての動きをとらえる!:『ライジング・アッパー』!!
ヴィラのサーベルから電撃がほとばしり、今までよりはやい動きでブリザードの下に潜り、アッパーのように↑へブリザードを突き上げる。
ブリザード「ぐっぅぅ」
ブリザードは宙へ待った。そこにヴィラがジャンプし連続してサーベルを突きつける。
ヴィラ「まだおわってないぞ!」
ブリザードの体はいろんな方向へ飛んでいきそうになるが、ヴィラが連続で攻撃しているため空中でとどまったままだ。
ブリザード「(ここまでやるとは・・・・・・・・!)」
ヴィラ「おりゃぁ!」
ヴィラは最後に空中からしたにブリザードをキックする。
だが、ブリザードは地面に足から着地し、余裕をまた見せて喋りだす。
ブリザード「とても油断したよ・・・・・お前の電気なんぞ俺様には効かないと思ったが、さすがにいまの効いた・・・・・」
ヴィラ「攻撃が効いただけじゃないさ。俺の電気のせいでお前のスピードは失われた。」
よくみるとブリザードの体には電気がのこっていた。
ブリザード「なるほど・・この電気が俺様の動きを遅くしたのか・・・・・・・・・・・・どうりで避けられなかったわけだ」
ブリザードは呼吸を整える。それだけではない、ブリザードの両手が青くひかりはじめた。
ブリザード「今までおれの技は右だけだったが今回は違う。お前の攻撃なんざよけなくたって当たってはいけるのさ・・・・・・・・・・・・・・・」
ヴィラ「(コイツ・・・・・)」
ヴィラは二本のサーベルをクロスさせて守りの体勢にはいった。
ブリザード「おれは避けもしない・・・・・・・・・・」
ブリザードは走ってヴィラの方向へ向かっていく。
ヴィラ「かえりうちにしてやる!『ライジング・アッパー』!!」
ヴィラもブリザードに向かっていく。ブリザードのほうが電気のせいで遅いためにヴィラがまたブリザードの下にもぐりこめた。
そしてまたアッパーのようにヴィラの技が決まる
いや
決まらない。
ブリザード「お前の技なんざ痛みだけなんだよ!俺様の技はお前の無力差がわかるぞ!つまり心をぶち壊すのさ!『アトミックアヴァランチ』!!」
ヴィラのアッパーを耐え、宙にあがらなかったブリザードは青く光った両手をヴィラの体を横からえぐった。
ヴィラの頭の中が真っ白になる・・・・・。
続く!