「6章」 35話 ヴィラVSブリザード 3 『ヴィラの境地』

あらすじ

ヴィラ&ガイアVSブリザードの戦いであったが、ガイアがブリザードと接近戦の末、ガイアはブリザードの圧倒的な力によって倒されてしまう。
今度はヴィラが立ち向かっていくハズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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ブリザード「今度はお前のばんだ・・・」

ブリザードは自分の技・『フリーズアヴァランチ』でガイアを倒し、その場所を少し見つめ、ヴィラを見た。

ヴィラ「とんでもないヤツと俺は戦っているみたいだな・・・」

ヴィラは自分の武器・『2本のサーベル』をかまえた。

2、3秒冷たい空気がまわりをかこむ。

最初に飛び出したのはブリザードだ!


ブリザード「お前はおれさまのスピードに勝てるかな!!」


ブリザードは自慢のスピードでヴィラをほんろうする。

ヴィラ「(くそっっ・・・・・早すぎて姿が見えない・・・・・・・・・こうなったら当たっていくしかない!)」

ヴィラは空中へとジャンプする。

ブリザード「おいおいおいおい!そんな無防備なことしていたら、速攻で倒されるぞ!」

空中にジャンプしたヴィラの目の前にブリザードが現れる。


ブリザード「フリーズ・アヴァランチ!!」


赤く光った手がヴィラを襲う!

ヴィラ「目には目を!歯には歯を!『ダウンフォース・アッパー』」

ヴィラはジャンプしたあと、すばやく地面に着地し、空中から攻撃をしてくるブリザードに向かってつっこんだ。

二つの技が激突する!

ヴィラ「うぉぉぉぉおおお!」

ブリザード「はぁぁぁぁぁあああ!」


「赤い光った手『フリーズアヴァランチ』VS下から突き上げるサーベル『ダウンフォースアッパー』」


二つの技はお互いに相殺し、反動でふたりの距離が遠くなった。

しかし、ブリザードは反動をものともせず、ヴィラに普通に攻撃した。反動がついたヴィラはガードできないため地面に叩きつけられる。

ヴィラは叩きつかれてあと、すぐに体を起こし、体制をととのえた。どうやらあまりダメージは大きくないらしい。


ヴィラ「くそっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり普通の技じゃ勝てないか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ヴィラは少し目をつぶる。

ブリザード「そんなことをしていたら戦場が勝てないぞ!!」

ブリザードは手を赤くし、『フリーズ・アヴァランチ』を繰り出す。ものすごいストレートがヴィラに遅いかかる!


ヴィラ「(常識では勝てない・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまできたらやるしかない!!)」


ヴィラは目を開け、ゼロ距離に近いパンチをかみひとえでかわした。

ブリザード「おれさまのパンチをよく避けたな」

ヴィラ「それだけじゃないさ、自分の手をよくみてみろ」

ブリザード「は!?・・・・・・・・・」

ブリザードは自分の手を見た。手には静電気のようになぜか電流がほとばしっていた。

ブリザード「お前・・・・・・・・一体これは・・・・・・・・・・」

ヴィラ「おれが『フリージング・ボーゲン』(ヴィラの故郷)から旅を出て、DN帝国を倒すために覚えた技だ!」

ヴィラの二本のサーベルから電流が流れる。






ヴィラ「戦いはこれからだ!!」



続く!!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第217号
ページ番号
210 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日