「5章」 110話 【心の傷つきと叫び】
【あらすじ】
ガイアがチャインに操られ、リアルを斬ろうとしてしまうが、突然意識が戻った
それで一件落着かと思ったら今度はチャインがリアルに向かって剣を伸ばした。
ガイアの怒りは最高潮と達する
ガイアの頭は真っ白になり、呆然としていた
ガイア:
リアルが俺の目の前で・・・・・・・・・。
俺はチャインの攻撃を見てしまう事しかできなかった。助けられなかった。
手が普通に届く場所でチャインの剣を見ていたんだな・・・・
リアルは怖い時もあったけどいつも元気だった
でももうリアルは泣くことも笑うこともチャオを殴ることもない
俺はリアルの声を聞くことはできないのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・・?
リアルが何をしたんだ?
なぜリアルが・・・・・・・・・・・・・リアルは覚醒しただけだ。何も悪くない
心から湧き上がる体を焼くような怒りはどうしたらいい?
同時にいなくなればよかったのかもしれない
俺はリアルに剣を降りかかろうとしていた。それだけははっきり覚えている
あの瞬間に俺の意識でリアルの顔がでてなかったら俺が剣を下ろしていた
自分の意識とは無関係に・・・・・・・・・・・・・・・・
俺の本当の真実って何なんだ?違う世界から来たチャオ・ガイアなんだよな?
教えてくれリアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガイアは心の中で叫んでいた。この怒りはすごい・・
チャイン「リアルはもうあきらめろ・・・・・・・・・私はやるべき事はやったのだ」
この言葉にガイアの仲間の怒りがあふれ出した。
オキス「やった事はやっただと?チャイン。俺はあなたを尊敬していた。前世界を救ったチャオだからさ。でも今はそんなのどうでもいい!」
オキスは落胆しているガイアの前にでる。
レイズ「私はただDN帝国を倒したいだけだけど、今度からはあなたも標的よ」
レイズも前にでた。
僕も同じだとセヴンもガイアの前にでた。
ガイアの他の二人は武器を構え、チャインの顔を睨んでいる
チャイン「そんな弱い力で私から黒の魔石を奪うのか?ならまずはコイツと戦うんだな」
ジェノムがチャインの前にでる。
ジェノムが前にでた後にチャインは姿を消してしまう。だがガイアの心にチャインの言葉が入ってきた。
それはガイアを挑発するような感じだ
(お前の存在はこの世界にはない存在・・・・・つまり抜け殻さ)
ガイアの落胆はこの言葉により荒れ狂る猛獣へとなってしまった。
いきなりガイアは立ち上がるとジェノムに向かって剣を持ち突っ込んでいく。
この戦い・・・・・・・・・・ガイアの意識が安定しないかぎり終わりだ。
続く。