「5章」 シャントVSセヴン 【早い戦いと怨念】
【あらすじ】
ビッグホールの底に落ちたセヴン。
底から呼んでいたチャオはエンと同じ神殿のガーディアン・シャントだった。これから二人の戦いがはじまる!
この話はセヴンVSシャントの話です。
シャント「私のパンチをうけてみよ!」
シャントはセヴンに向かって大きくパンチをするが、セヴンは軽くよける。
避けたあとも、シャントはセヴンに向かって連続でパンチをしかける。セヴンは中々攻撃できない。
セヴン「このままでは防戦は一方だな。攻撃をしていかなくては!」
セヴンはシャントの攻撃が大きくなったところを回りこんでシャントの後ろへ行く事ができた。
セヴン「クイックショット!」
セヴンの銃から見えないかぐらいの玉をシャントに向かって発射した。
発射した玉は見事シャントの背中に命中する。
シャント「ぐわっ!」
セヴン「命中だ!」
シャント「何て早い玉なんだ・・私の目で見れないとは・・(ボクサーは動体視力がいいらしい)」
ボクサーだったシャントは少し驚く(ぇ
セヴンはこの機会を逃さずクイックショットで早く玉を連発するが今回はシャントに手ではじかれてしまう。
それほどシャントの手は硬いのだ。
セヴン「やはりボクサー、クイックショットは効かないか・・・」
シャント「そうだな・・でもそんな早い玉を私は見たことがない・・なぜそんな早い玉を?」
セヴン「僕の玉はカタストロフ製の鉄の玉なんでね。他の町とは違う質なのさ!」
シャント「カタストロフ・・・・・・・・もしかしてお前カタストロフ王のセヴンか!」
そう、セヴンはカタストロフの町の王なのだ。セヴンが使っている銃・「セヴンスター」はカタストロフ製なので他の製品より性能がいい。
カタストロフは鉄が有名らしく、いい武器がつくれるのだ。
セヴン「それがどうしたが何か?」
シャント「まさかこんな所に王がいるとは思わなかったんでね。こりゃ私も本気で行こう!」
シャントはセヴンに向かって細かくダッシュし、セヴンを翻弄する。
セヴン「こまかい・・」
シャント「風を切り裂くパンチ・・・・・風拳!」
シャントの腕からポケモンでいうマッハパンチに似たようなパンチを思いっきりセヴンの顔面めがけて殴った。
セヴンの顔面は一瞬つぶれ、2Mくらいふっとんだ。
セヴン「うう・・・僕のクイックショット並のパンチを・・」
シャント「まだまだ!」
立ち上がったセヴンをまた風拳によりセヴンの顔面をパンチするが、銃でパンチを止める。
セヴン「今度はこれだ!」
なれた手つきで手から銃へ玉をいれ、上にかぶさっているシャントを狙う。
シャント「やめろ!ゼロ距離だぞ!」
セヴン「お前は僕の敵だろ!破裂する弾・・・バーストショット!」
セヴンの銃から青い弾が目の前のシャントに発射される。
シャントに当たった瞬間に破裂し、シャントは思いっきり体を爆発させた。ゼロ距離なので大ダメージだ!
シャント「バーストショット・・・ゼロ距離で打ちやがって・・頭がいたい・・」
セヴン「休ませる気はない!クイックショット!」
バーストショットを受けてよろけているシャントにまた早い弾丸を連射する。
クイックショットの玉は全てシャントに命中した。
シャント「あああああ・・・体が・・・・・壊れそうだ・・」
セヴン「これが僕の力だ!エンと違ってお前は弱いな、エンはジンと同等の強さがあったが・・」
シャント「エンは負けたのか?・・・・・・・・」
セヴン「ジンの奥義により消滅した!その代償にジンも消えてしまったが・・」
これを聞いたシャントはいきなり体を振るえ始めた。
シャント「私の兄弟が・・・・・許さない・・神殿を守る者として・・限界をこえてみせよう」
シャントの腕にまわっていた白い風がいっきに黒くなり、シャントの黒の色はしだいにピンクにそまっていく。
それは消滅したエンの力がはいっていくように見えた・・・・・・・・・・。
続く!