短編・第4 「アスラVSリアル&ガイア」

アスラ「私がした事はこれでよかったのか・・・・・・。」

アスラは鉄パイプの上に座り込んでしまう。これで勝ったはずなのに・・・・・・・・・・。

●●Fビルの鉄パイプ場の下の地面●●

ガイアはここで倒れていた。死んだのか・・・・・。

ガイア「あぁ・・・・・・・・・・痛てててて・・・・・どうやら死んでない見たいだな。落っこちる瞬間に地面に剣を刺しクッションがわりにして成功だったな。」

どうやらガイアはダメージは少ないらしい。しかし一匹のチャオのせいで話が変わる。

リアル「ガイアァァァァアア!そこどいてぇぇぇえええ!」

上から降ってくるのは当然リアル。しかも落ちてくる場所はガイアの真下だった。

ガイア「ええ!?何故にリアルが・・・・・。」

リアル「ぶつかるぅぅぅうう!」

リアルはガイアの体に激突する。ガイアはもの凄い衝撃を受けた。

ガイア「ふがぁぁぁぁっぁぁぁぁああああああああ!」

リアル「ごっごめんガイア!大丈夫?あなたのおかげで助かったわ!」

ガイア「今ので背骨が折れたみたい・・・・・(汗」

リアル「嘘をつかないの!私が折れているか試してあげるわ!」

ガイア「止めだ!それだけはやめてくれぇぇぇぇええ!」

リアル「とりゃぁぁああ!」

リアルの足は背骨の近くのわき腹にクリーンヒットする。

ガイア「げはぁ・・・・・・・・・・、」

ガイアは気絶してしまった。

リアル「ん?どうしたのガイア?今度は死んだふり?私の方が得意だけど・・・・・何かガイアも死んだふりって上手いのね。動かないもん!」

ガイア「・・・・・・・・・・・・・・・、」

リアル「まだ死んだふりを・・・・・・・・・・、」

アスラ「ソイツはお前のせいで気絶しているし、骨を折っているんだ!」

第一形態に戻ったアスラはFビルのエレベーターを利用し、こっちに来た。

リアル「アンタ・・・・・。もう私達の負けよ!これ以上私達に手を出さないで!!」

アスラ「別にお前達を殺しに来たわけじゃない。話に来たんだ。」

リアル「なっなによ!?話って・・・・・。」

アスラ「お前達はなぜFビルに来る?別に意味はないだろ?しかもダークネス帝国とお前達では関係がなすぎる!」

リアル「そうね・・・・・。たしかに関係ないかもしれない。だけどね。ジュラルって言うチャオに言われたのよFビルに行けってね!」

アスラ「ジュッジュラル様が!?何故コイツ等の味方を・・・・・。」

リアル「アナタ達はジュラルってチャオと何か関係あるの?」

アスラ「べっ別に・・・・・。」

リアル「そうなの。じゃあ私は質問に答えたわ。ほかにようはある?」

アスラ「お前達がFビルに来た意味はわかった。ジュラル様の事だからな。きっと・・・・・・・・あの事だろう・・・・、」

リアル「やっぱり何か隠しているわね・・・・・。」

アスラ「そんな事ないさ。(笑)それより私が来たエレベーターを使え!直接Fビルへ侵入できる!」

リアル「は?罠なんでしょ?あなた達の考えはお見通しよ!」

アスラ「じゃっじゃあこれでどうだ?」

アスラはリアルに大きな実を投げる。

リアル「これは・・・・・・・・・・?」

アスラ「完全回復の実。世界で500しかないレア中のレアだ。これでアイツを直せ!」

リアル「アイツってガイアの事ね?でもガイアは無事よ?死んだふりを・・・・・・・・・・。」

ガイア「して・・・・・・・・・ない・・・・・・うぅ」

アスラ「早くしないと死ぬぞ(汗)」

リアル「そうらしいわね。ガイア!コレを食べて!!」

リアルはガイアの口に完全回復の実をちぎって入れる。するとアザの場所はなくなり。骨も戻った。

ガイア「直ったみたいだな・・・・・。」

リアル「ありがとう敵さん・・・・・・・・・・。」

アスラ「べっべつに!それより行くぞ!Fビルへ突入だ!!」

ガイア「わかった!リアル行こう!!コイツはもう敵意はないはずさ!」

リアル「でも待って!どうしてあなたは私達を助けるの?」

アスラ「お前達の心には負けたぜ。完敗だ。しかもジュラル様を知ってるとはお前等はけっこう危ないぞ?」

ガイア「今ジュラル様っていったよなお前?」

アスラ「さあね。では行こう!!」

こうしてガイアとリアルとアスラはFビルへ向かった。

短編完!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第130号
ページ番号
50 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日