第一章 ~マール星~ 二十二話 「楽しい夜」
町長や町のチャオ、マッスル達は飲み物を高く上げ、乾杯をした。
そして、住民は仲が良い者同士集まって話している。
住民の中には、マッスル達に話し掛けているチャオもいる。
マッスル達の過去、どうして強いのか、等の色々な事を聞いてくる。
それに対し、ちゃんと答えるマッスル達。
そして、周りもどんどんにぎやかになって行った。
盛り上がっている中、マリィは、ナルが町長に話し掛けているのが見えた。
すると、ナルはマイクを持って喋り始めた。
ナル「えーっと、皆さん!これから、マリィと私で歌を歌っちゃおうと思います!」
この広間で歌を歌うらしい。
すると、マリィも立ち上がってナルの近くに行った。
そして、二人は顔を合わせると、今一番ヒットしている歌を歌いだした。
町長に頼んでいたのか、伴奏まで流れている。
こうなったらもうお祭り騒ぎ。
住民達も、相当楽しんでいるようだ。
マッスルやラインやエイリアも歌っている。
この3匹、意外に歌が上手かったらしく、周りもマリィ、ナル、マッスル、ライン、エイリアの歌に聞き入っている。
そして、歌に合わせて合掌も始まった。
歌が終わったところで、町長が喋り始めた。
町長「残念ですが、もう時間の10時になってしまいました。今日は
これでお終いです。では、お疲れ様でした。」
そして宴会は終わり、住民達は自分の家へ、マッスル達は3階へと移動した。
マッスル達は、それぞれの部屋に入った。
各部屋、全然違う事をしている。
マッスル、ラインは枕投げ。
マリィ、ナル、エイリアはお喋り。
ラルド、ナイリアはボードゲームや格闘技についての話し。
しかし、ナイツとバウスの部屋は少し様子が違う。
二人とも真剣な顔をして話している。
一体、何の話しをしているのか?
続く