第一章 ~マール星~ 六話 「いざ、仲間探しへ」

ライン達は、砂漠の小さな家の前で気を失っている。

しかし、ラインがピクッと動き、起き上がった。

ライン「・・・・・・・・な、何なんだ?」

マッスル「おぅ、起きたか。」

マッスルは倒れているが、気は失ってないらしい。

そして、マッスルも起き上がった。

ライン「何が起こって、俺達は何で此処に・・・・・・・・」

マッスル「分からなかったか?あいつら、否、あの中の一匹の攻撃で皆倒れたんだ。俺は気を失わなかったがな・・・・・・・・」

ライン「俺達が弱すぎるのか・・・・・・・・違うか。奴らの強さの次元が違うのか。」

マッスル「奴らが強すぎるわけでもない。ただ単に俺達が弱いだけだ。それに、奴らより上の奴が1匹いるらしいしな。」

ライン「俺達が弱い・・・・・・・・・強くならなくちゃいけない・・・・・・・・・・奴等を超えるくらいに・・・・・・・・」

マッスル「簡単に言えばそうだな。奴等は何か企んでいるらしいしね。でも・・・・・・・・・・・・」

ライン「でも?」

マッスル「一番の戦力のシャドウと、二刀流最強のソニックを探さなきゃな。」

ライン「そうだな・・・・・・・・・・また星模型を見に行くか?」

マッスル「否、いい。探すと同時に強くなりたい。探すまでにも経験を積みたい。な、ライン。」

ライン「ああ・・・・・・・・・分かった。」

すると、マッスルがいきなり立ち上がった。

マッスル「よーし、そうと判れば突っ走るぞ!皆、起きろ!!」

マッスルは全員を起こし、事情を説明した。

ラルド「流石に奴等には驚いたよ。」

バウス「ワシが一番驚いたよ・・・・・・・戦いを分析しようとしたらこのザマじゃ・・・・・・・・・・・」

ナイツ「でもこれから、奴らを倒さなきゃいけないし。」

ナイリア「そのためにも、シャドウ達と合流しなくちゃね!」

ライン「じゃあ皆、行こうか。」

そして、砂漠を抜け出し、町へ戻った。

そして、バウスの家に行った。

バウス「此処でとりあえず話しをまとめておこうか。」

ライン「シャドウとソニック。そいつらを見つけりゃいいんだな。」

バウス「心当たりは何か無いか?」

ラルド達は首を横に振った。

マッスル「でも、ソニックはシャドウを追ってこの星へ落ちたわけだから、二人は一緒にいてもおかしくないな。」

ラルド「とりあえず、大雑把(おおざっぱ)に山とか海とか森とか探してみる?むやみに細かく探すよりはマシだと思うよ。」

ライン「じゃ、じゃあ、とりあえず森に行ってみるか?」

マッスル「ああ、行こうか。」

しかし、そう決まった瞬間、チャオでにぎわっていた町がいきなり静かになった。

バウスが窓から少しのぞいた。

バウス「・・・・・・・・・・・どうやら、長くなりそうだぞ。この旅は・・・・・・・・・・・」

ライン「何!?」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第160号
ページ番号
6 / 231
この作品について
タイトル
シャドウの冒険3
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第158号
最終掲載
2012年9月6日
連載期間
約7年5ヵ月14日