第一章 ~マール星~ 五話 「正体不明」

そして、ライン達は砂漠の怪しい基地へと着いた。

すると、その基地はとても小さく、畳の部屋にちゃぶ台が一つ置いてあるだけだった。

マッスル「此処の何処が基地なんだ・・・・・・・・・?」

ライン「まぁ、見てろ。」

ラインは、ちゃぶ台をひっくり返した。

すると、何かが作動されてらしく、畳が抜けた。

勿論ライン達は凄いスピードで落ちていく。

ライン「ナイツ、だったかな?仲間を持って飛べ。着地はゆっくりな。」

ナイツ「え?マジ?」

ナイツは一瞬困ったような顔をしたが、羽を広げてエイリアとマッスルと持った。

ライン「じゃ、俺も。」

ラインはラルドとナイリアとバウスを持った。

そして、金属製の床が見えてきた。

ライン「ナイツ!ゆっくりと下降しろ!」

ナイツ「う~~~~ん!!!」

ナイツは重たそうにしながら、ゆっくりと着地した。

同時に、ラインも羽は無いもののゆっくりと下降した。

そして、全員着地した。

バウス「そうだったな、ラインは飛べたんじゃな。」

ナイツ「凄いね・・・・・・ラインって。」

ライン「飛べたのは元からだ。強くなれたのは努力だけどな。」

バウス「それより・・・・・・・・此処は相変わらず何も無いのか?」

着地したこの場所は薄暗く、金属製の壁と金属製の床で続いている。

ライン「そうでもないみたいだぜ?」

すると、3匹のチャオが近づいてきた。

???1「何をしに来た。」

???2「立ち去れ。」

???3「さもなくば・・・・・・・・・・」

その三匹は声を合わせた。

???1、2、3「消す!!」

ライン「上等だ・・・・・・・・行くぞ、皆!」

ラインは、銃を取り出した。

そして、ラルドとマッスルは技を出す構えを。

ナイツとエイリアは合体技の準備を。

ナイリアは技の構え。

バウスは、何もしていないようだ。

すると、ライン達が一瞬で倒れた。

???1「僕一人で十分だったな。」

???2「どうする、こいつら。」

???3「外に捨てておこう。それより、あのお方は大丈夫なのか?」

???1「大丈夫だ。少々辛い思いをして頂いているが・・・・・・」

???2「少しの辛抱だからな。じゃあ、こいつら捨てておくぞ。」

そして、ライン達は砂漠へ捨てられた。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第160号
ページ番号
5 / 231
この作品について
タイトル
シャドウの冒険3
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第158号
最終掲載
2012年9月6日
連載期間
約7年5ヵ月14日