第一章 ~マール星~ 三話 「新たな仲間、そして旅」

マッスルは、ラインとバウスに今までの事を、大まかに話した。

ライン「そりゃ大変だなぁ。」

ラインは軽く言った。

ナイツ「何でそんな軽く・・・・・・・・」

ライン「今までの事を聞く限りだと、そのシャドウとソニックは大丈夫だ。もうちょっと仲間を信用してやれよ、な?」

ラインはナイツの肩に手を当てていった。

ナイツ「う、うん・・・・・・・・・」

ナイツは、ゆっくりとうなづいた。

バウス「とは言っても、心配なのは分かる。」

バウスがナイツに話し掛けた。

バウス「この星で探して見るのか?」

ナイツ「勿論そうだけど・・・・・・・・・何処を探せば良いのか・・・・・・・?」

ライン「なら、俺達も探してやろうか?」

ラルド「いいの?」

ライン「あ、ああ、別に俺はいいけどな。」

ラインは少し女が苦手なのか、喋りにくそうだ。

バウス「ワシも賛成じゃ。もし見つけたら、この家の地下にあるロケットで、そのチャオ星に皆で帰ってあげなさい。」

そして、バウスは地下室へ向かった。

マッスル「頼もしいな。ありがたい。」

ナイツ「ライン、知り合いとかに聞いて見てくれない?」

ナイツは、ラインに話し掛けた。

ライン「ああ、一応聞いてみるけどなぁ。俺の知り合いにはロクなのがいねぇぞ?」

ナイツ「それでも一応聞いてみて?」

ライン「ああ。分かった。其処へ皆も行くのか?」

ラルド達はうなづいた。

丁度その時、地下室からバウスの大きな声が聞こえた。

ライン「何だぁ?」

ライン達は地下室へ向かった。

そして、地下室へ着いた。

其処には、沢山の機械のダークチャオがいた。

ライン「なんだコイツら?」

バウス「ロケットのパーツが全部持ってかれる!」

マッスル「何ィ!?てめぇら、返せ!」

マッスルが一体の機械のダークチャオを殴ると、他の機械のダークチャオは何処かへ転送された。

そして、ロケットのパーツが一つ落ちていた。

ライン「どうやら、全員倒さないとロケットは完成しないらしいな。一匹一つのパーツを持ってやがる。」

バウス「どうすればいいんだ・・・・・・・・・?」

すると、ラインは武器を何個が取り、何かの支度を始めた。

マッスル「やっぱり、それしかないよな。」

ライン「おう。皆、旅に出るぞ!黒幕は誰だか知らんが、全員ぶっ倒してロケットを完成させて、無事に帰らせてやるよ!俺たちも暇だしな、へへへ。」

そして、バウスの家を出て、何処かへ案内するラインの後ろに全員ついていった。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第158号
ページ番号
3 / 231
この作品について
タイトル
シャドウの冒険3
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第158号
最終掲載
2012年9月6日
連載期間
約7年5ヵ月14日