第一章 ~マール星~ 二話 「出会い」
白いチャオと黒いチャオは町へ着いた。
灰色の建物が立て並び、チャオも多くにぎやかな町だ。
黒いチャオは、5匹のチャオをタワーのようにして持っているので周囲の視線が黒いチャオに集まる。
???1「とりあえず、病院連れてくか?」
白いチャオは病院を指差して言った。
???2「ぁあ?お前の家に決まってんだろ。」
???1「な、何じゃと!?」
白いチャオは、驚いたがそのまま自分の家に連れて行った。
そして、白いチャオの家に着いた。
???2「此処来るの二度目だけど・・・・・・・・・本当に工具とかしか無いんだな・・・・・・・・・」
???1「ワシにはこれしかとりえが無いからな。それに、ちゃんと畳も有るぞ。」
白いチャオが指差したところには、ちゃぶ台が真中にある畳の部屋だった。
???2「はいはい。んで、こいつらどうする?」
黒いチャオは、畳の部屋に5匹を降ろした。
???1「とりあえず、起きるのでも待つか?」
???2「めんどくせぇよ。」
黒いチャオは銃を取り出した。
???1「此処、ワシの家なんだが・・・・・・・・・・」
???2「バカ、お前の作ったあの銃だよ。音だけのフェイントの銃。」
???1「なら良いか。」
???2「行くぜ。」
パン、と言う音と共に天井に小さな穴が開いた。
???2「やべっ、間違えちまった、これ普通の銃だ♪」
???1(あぁ・・・・・・・・・)
すると、5匹のチャオは起きた。
一番初めに喋ったのは、ナイツチャオのチャオ。
???「あ、あれ?ここ何処?シャ、シャドウは?」
二番目に喋ったのは、エイリアンチャオのチャオ。
???「私達・・・・・・・・・どうしちゃったの?」
三番目に喋ったのは、白い体でピンクの模様が少しあるチャオ。
???「でも、みんな一緒だね・・・・・・・・シャドウとソニックは・・・・・・・・?」
四番目に喋ったのは、オレンジ色のニュートラルチカラタイプノーマル二次進化のチャオ。
???「助かった、らしいな。シャドウとソニックも大丈夫だろ。」
五番目に喋ったのは、青いチャオ。
???「シャドウとソニックが大丈夫なのは分かってるけど・・・・・・・・・ここは?」
???1(荒い起こし方だなぁ。)
???2「お、気が付いたか。此処は、俺の隣にいる白い奴の家だ。この白い奴はバウス、って名前だ。」
どうやら、白いチャオの名前は「バウス」と言うらしい。
姿は白いニュートラルノーマルタイプノーマル二次進化だ。
目は半目だ。
ライン「で、俺がライン。一応、この星の英雄、って所かな?」
黒いチャオの名前は「ライン」と言うらしい。
姿は黒いダークチカラタイプのようだが、目が少し違うようだ。
ダーク属性にしては珍しく、瞳が赤く、周りが白い。
そして、口はシャークマウスだ。
ナイツ「僕の名前はナイツ。宜しくね!」
エイリア「私の名前はエイリア。コチラも宜しくね!」
ナイリア「私の名前はナイリア。此処のナイツ、とエイリア、の子供!」
マッスル「で、俺の名前はマッスル。宜しくな、ライン、バウス。」
ラルド「私の名前は・・・・・・・・・ラルド。宜しくね。で、私たちは何で此処に?」
ライン「空から降ってきたから、此処まで連れてきたんだよ。」
マッスル「俺たちはあの後、この星に吹き飛ばされたらしいな。」
ラルド「ともかく、助けてくれてありがとう。」
ライン「良いって事よ、な、バウス。」
バウス「勿論。」
ライン「で、お前等は何があったんだ?」
マッスル「あぁ、説明する・・・・・・・・」
続く