☆★☆終決★☆★

Fドラゴン「グウウウウウウウ・・・・・・・・」

ファイナルDNAドラゴンは、言葉に反するかのように体の周りに炎と、今までの遺伝子を集めた。

スーパーシャドウ「終わりだ、ソニック。」

スーパーソニック「終わらせて、チャオ星で平和に・・・・・・・」

ファイナルDNAドラゴンは、溜めていたものを一気にレーザー状にして発射した。

前の極太レーザーよりも太い。

シャドウ達から見ると、緑と黒と紫が渦巻いているかのような色。

しかし、シャドウとソニックは動じなかった。

スーパーシャドウ「ソニック!」

スーパーソニック「シャドウ!」

スーパーシャドウ&スーパーソニック「カオス・バースト!!!」

先程の鮮やかな青と赤の閃光、カオス・バーストがシャドウとソニックの間から放出された。

先程と違って、超極太レーザーに負けを取らないほど太い。

そして、カオス・バーストはファイナルDNAドラゴンのレーザーを飛び散らし、ファイナルDNAドラゴンに当たった。

Fドラゴン「ギャアアアアアアアアアアオ!!!」

ファイナルDNAドラゴンは、宇宙の無重力に身を任せたかのようにぐったりとした。

シャドウとソニックは汗をかきながら、ため息をついた。

シャドウ達(ラルド達含む)「終わった・・・・・・・・・」

シャドウとソニックは重力球の中へ戻ろうとした。

ファイナルDNAドラゴン「・・・・・・・い・・・・・・・や・・・・・・・だ・・・・・・・・・!」

シャドウだけがその声を聞きとった。

スーパーシャドウ「ソニック!」

シャドウは重力球に向かって、ソニックを叩き飛ばした。

スーパーソニック「ぐわああ!!」

ソニックは、重力球の方へ飛ばされた。

シャドウが重力球の方から振り向くと、ファイナルDNAドラゴンが大きな爪で叩き飛ばしてきた。

スーパーシャドウ「ぐうう、カオス・バースト!」

シャドウは、吹き飛びながらも赤き閃光、カオス・バーストをファイナルDNAドラゴンに命中させた。

ファイナルDNAドラゴンと融合していたダークブラックカオスが飛び出し、シャドウと同じ方向へ飛んでいった。

スーパーシャドウ「バ、バイオドラゴン・・・・・・・!!」

シャドウは、バイオドラゴンをチャオ星にいるドラゴンの元へワープさせた。

そして、ダークブラックカオスは重力球に向かってダークボールをぶつけた。

そして、シャドウとダークブラックカオスはある星の中へ吸い込まれるように消えた。

スーパーソニック「シャドウ!!」

ソニックもシャドウを追いかけるために、シャドウが消えた星の方へと消えていった。

ラルド「くっ・・・・・・・何かを打ち込まれた!!」

マッスル「ダークブラックカオスめ!」

そして、重力球は爆発し、マッチョ以外はシャドウが消えた星へと吸い込まれるように消えた。

マッチョは、チャオ星に向かって凄い勢いで落下している。

しかし、チャオ星の空中でドラゴンとバイオドラゴンがマッチョをキャッチした。

ドラゴン「バイオドラゴン・・・・・・いや、ワシの可愛い弟子のドラクルを助けてくれて、ありがとう・・・・・・・・・」

ドラクル(元バイオドラゴン)「反省して・・・・・・・チャオ星のために色々します!宜しくお願いします!!」

マッチョ「へへ・・・・・シャドウ、やったじゃねぇか・・・・・・」

そして、ドラゴン、ドラクル、マッチョはウィップが待っている地上へと降りた。

頭島の草原の真中辺りだ。

ドラゴン、ドラクルは山の方へと飛んでいった。

ウィップは、何かを言いたそうにしている。

マッチョ「大丈夫だ・・・・・・あいつらはそう簡単には死なないぜ。」

ウィップ「何があったのか・・・・・・・聞かせてくれますか?」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第156号
ページ番号
79 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日