☆★☆反撃★☆★

ゼロのサーチ機能は、ピーピーと鳴り続けている。

ゼロ「これはどういう・・・・・・・」

シャドウ「ゼロ、危ない!」

ゼロ「何!?」

ゼロの前には、バイオドラゴンが炎を吐こうとしていた。

バイオドラゴン「グアアアアアアアアア!」

バイオドラゴンの口から、大量の炎が噴き出した。

シャドウ「くっ、間に合わない!」

ゼロ「炎ごときより、俺の方が速い!」

ゼロは、素早くバイオドラゴンの懐に入った。

ゼロ「カウンターバースト!」

ゼロは、獄門剣以上の力のカウンター切りをした。

バイオドラゴン「ギャアアアアア!!」

バイオドラゴンは吹き飛び、壁に叩きつけられた。

ゼロ「俺の技は進化する・・・・・・・・・」

シャドウ(みんな、強くなっている・・・・・・・・・)

バイオドラゴン「ギャアアアアアアアアアアオ!」

バイオドラゴンは、シャドウ達に近づいてきた。

シャドウ「ダメージなしか?」

ゼロ「いや、体内へのダメージはあるはずだ。」

ナイツ「でも、ピンピンしてるよ!」

ナイツの言った通り、バイオドラゴンは先程と変わりが無い。

マッチョ「ど根性だな。」

バイオドラゴン「グゥゥゥゥゥ・・・・・・・・・・」

バイオドラゴンは、唸りながら気を溜めている。

シャドウ「マズいぞ・・・・・・・・」

エイリア「ウォーターフィールド・バリア!」

シャドウ達を水の膜が包んだ。

そして、シャドウ達は全員防御体制に入った。

バイオドラゴン「ガアアアアアアアア!!!」

バイオドラゴンの色々な場所から炎の球が飛び出た。

その炎の球が、全員の水の膜を破壊した。

炎の球が直接シャドウ達に当たる。

全員声を上げ、火傷を負い、倒れた。

さらに、バイオドラゴンは炎を吐いた。

シャドウ達は、起き上がるまもなく、バイオドラゴンの炎が迫ってくる。

ラルド「こうなったら・・・・・・・・・」

ラルドは、フードを脱ぎ捨て素早くバイオドラゴンの顔を蹴った。

その攻撃で、バイオドラゴンの向きが変わった。

炎は途中で進路方向を外れたので、シャドウ達には当たらなかった。

シャドウ「ラルド、助かったぞ。」

ラルド「どう致しまして。」

この時、シャドウ達は初めて気付いた。

ラルドは、ヒーローオヨギタイプハシリ・オヨギ複合進化だった。

マッスル「チカラタイプじゃないのに、良くそんなチカラが出せるな・・・・・・・・・・・」

ラルド「チカラは、スピードで生む。ね、シャドウ?」

シャドウ「ああ、そうだな。だが、そんな話はしている場合じゃないようだ。」

バイオドラゴンは、シャドウ達の前で腕を振り上げていた。

シャドウ「カオス・コントロール!」

シャドウは味方全員をカオス・コントロールでバイオシャドウの後ろにワープさせた。

シャドウ「まだまだ終わらないぞ、みんな!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第151号
ページ番号
73 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日