☆★☆惑わしの二匹★☆★

バイオシャドウ「・・・・・・まだ終わってはいない。」

マッスル「時間の問題だぜ?」

ソニック「すぐに終わらせてやるよ。」

バイオシャドウに対し、二匹は反発するような言い方で言い放った。

バイオシャドウ「黙れ!真・スピアショット!」

シャドウの真・スピアショットは赤いのだが、バイオシャドウの真・スピアショットは黒かった。

そして、大きい。

ソニック「ヘィ、マッスル。俺につかまれ!」

マッスル「分かった。」

マッスルは、ソニックの肩につかまった。

バイオシャドウ「何をしても無駄だ!」

ソニック「どうかな?カオス・コントロール!!」

ソニックとマッスルは、バイオシャドウの後ろにワープした。

真・スピアショットは壁にぶつかって消えた。

そこの壁には、深い穴があいた。

ソニック「威力があっても、それだけじゃ無駄なだけだ!」

マッスル「衝撃波!」

バイオシャドウ「なんだと!?」

バイオシャドウは、マッスルの言葉と同時に頭を守る体勢になった。

マッスル「かかったな!」

マッスルは、振りかぶっていた手を、床に叩きつけた。

バイオシャドウ「!?」

バイオシャドウは、空中に吹っ飛んだ。

マッスル「地衝撃だ!」

その空中にいるバイオシャドウを、ソニックは剣で切りまくった。

バイオシャドウ「効かない!」

バイオシャドウは、オーラ・バリアを張っていて、ダメージは地衝撃のもののみだった。

そして、二匹は着地した。

ソニック「地衝撃でダメージが与えられたって言うのなら。」

マッスル「オーラ・バリアはオーラ・バリアでも、意識していない場所には多少のダメージがあるってことか。」

バイオシャドウ「ぬぐぅ・・・・・・・」

バイオシャドウは、汗をかきながら一歩後退した。

マッスル「行くぜ!地衝撃!」

バイオシャドウ「!」

バイオシャドウは、下にオーラ・バリアを張った。

マッスル「またかかったな!衝撃波だ!」

今度は、マッスルの衝撃波が真っ直ぐにとんだ。

バイオシャドウ「効かない!!」

バイオシャドウは、頭の前の辺りをガードした。

バイオシャドウ「今度は防いだぞ!」

マッスル「どうかな?」

マッスルは笑みを浮かべた。

バイオシャドウ「な、何を・・・・・・・・・ぐおっ!?」

なんと、バイオシャドウの後ろに、ソニックがいた。

しかも、剣で叩き切ったらしい。

バイオシャドウの背中には、大きな傷跡が残った。

バイオシャドウ「か・・・・・・・・はぁ・・・・・・・」

バイオシャドウは立ちながら苦しんでいる。

マッスル「意識が飛んでるぜ?気烈破滅弾!」

マッスルの手から、球体の気の球が放たれた。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第149号
ページ番号
69 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日