☆★☆ダブルバトル★☆★

シャドウ「まだまだだ。」

シャドウは、姿勢を低くしてすぐに動ける体勢になった。

バイオシャドウ「究極は負けない。」

バイオシャドウも同じ姿勢をとった。

ソニック「ちょっと待った!」

ソニックが二人を止めるように言った。

シャドウ「何だ?」

バイオシャドウ「邪魔をするな。」

ソニック「シャドウ、俺に戦わせてくれ。体がナマッちってね。」

マッスル「お、それなら俺も戦わせくれよ。シャドウはまだ、こいつとの戦いがあるしな。」

マッスルはバイオドラゴンの方に指差して言った。

そして、しばらくの沈黙。

バイオシャドウ「僕は誰にも負けない。誰でもかかって来い。」

???「そうですね。バイオシャドウがそう言っていると言う事もありますから、別に良いですよ。」

シャドウ「・・・・・・・分かった。頼んだぞ、マッスル、ソニック。」

マッスル「久々の戦い、さっさと終わらせてやるよ。」

ソニック「じゃあ、速攻で行くか、マッスル。」

バイオシャドウ「先に行かせてもらうぞ。」

バイオシャドウは、真っ黒な槍を持って突っ込んできた。

それに対して、マッスルとソニックも突っ込んでいった。

バイオシャドウ(まず、厄介なのは二刀流のソニック。先に消えてもらおう。)

バイオシャドウは、並んで突っ込んでくる二匹に対し、ソニックのみを思い切り突いた。

そして、槍は見事にソニックの体を貫通した。

マッスル「かかったな?」

マッスルは、笑みを浮かべた。

マッスルは、自分の真横でソニックを突いているバイオシャドウを殴りつけた。

そして、バイオシャドウは倒れた。

ソニック「行くぜ、破壊刃!!」

二つの大きい刃の衝撃波が、バイオシャドウに当たる。

マッスル「ナイス、ソニック!」

ソニック「マッスルもな!」

そこに、ゆっくりと立ち上がるバイオシャドウが言う。

バイオシャドウ「な、何故槍が貫通したのに生きている・・・・・・・・?」

マッスル「残念だけどな、あれはソニックの残像だ。」

ソニック「戦い始めたときから、マッスルと作戦を考えていたんでね。」

バイオシャドウ「ぐぅ・・・・・・・」

バイオシャドウが一適の汗を流した。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第149号
ページ番号
68 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日