第8章 2 通路の細工
ナイツ「僕達は何をすれば・・・・・・・・」
何か細工がある事を知ったラルド達は、何をすれば良いか迷っていた。
ラルド「一番安全なのは、何もしないことなんだが、もしこのままだといつか死んでしまう。・・・・・・・・・・細工が何かを調べないといけないな。」
ゼロ「ちょっと待ってろ・・・・・・・・・」
ゼロは目を瞑った。
ナイリア「何?」
ラルド「静かに・・・・・・・・」
ゼロ「この通路の細工は分からない。でも、シャドウの事は分かった。」
ラルド「なにが分かった?」
ゼロ「今、ソニックと戦っている。そして、何かその場所とここが関係しているようだ・・・・・・・・・・」
ナイツ「え!?ソニックと・・・・・・・・じゃあ、その場所ってどんなところ?僕たち誰か知っているかもしれないし・・・・・・・・」
ゼロ「周りは宇宙で・・・・・・・・一本道がずっと続いている。」
ナイツ「うーん、わかんない。エイリアさん、分かる?」
エイリア「分かんないね。ゼロはどう?」
ゼロ「俺は知らないが・・・・・・・・」
マッチョ「それって、なんとかなんとかロードじゃないか?」
ナイツ(分からない・・・・・・・・・)
ラルド「エンドレススペースロードじゃないのか?」
マッチョ「そ、それだ!」
ナイツ「それって何?」
ラルド「宇宙に浮かぶ、一本の永遠の道。あそこには何かがあるらしいが、不思議な事にあまり知られていない。知っているのは、賢者の家系と、特別なチャオのみ。私は特別だがな。何故マッチョは知っている?」
マッチョ「ん、俺は賢者の家系だぜ。」
ラルド「ふ・・・・・今まで、すごいメンバーで旅をしていたんだな。風の影と、賢者の家系・・・・・・・飛行能力を持つものに、魔法の天才。」
ゼロ「それより、この通路とエンドレススペースロードにはどんな関係が・・・・・・・」
ラルド「それ以前のことだが、ここは何処だ・・・・・?」
ゼロ「俺がシャドウを探せたのは、アーマーの能力なんだが、近くないと反応しない・・・・・・・・つまり、シャドウと俺たちは近い場所にいる・・・・・・・・・エンドレススペースロードが宇宙にあるのなら、俺たちも宇宙にいるはずだが。」
ラルド「エンドレススペースロードの近く・・・・・・?残念だが、私はわからない。」
マッチョ「あ!」
ラルド「どうした?」
マッチョ「俺、普通に知ってるわ。」
ナイツ(この知識力は一体・・・・・・・・・)
マッチョ「その、なんとかなんとかロードは、重力球の周りにあるんだ。その重力球の中は、なんとかなんとかロードの次元が繋がっている。だから、シャドウ達と俺たちの場所の次元が繋がっているんだ。こっちが、何かをすれば、あっちにも何かが生じる。あっちで何かをすれば、こっちにも何かが生じる。」
ラルド「賢者の子孫は色々受け継がれているようだな。だが、何が生じるかはまだ分からない。シャドウ、ソニックにここは任せよう・・・・・・・しかし、何故元々仲間だったと言うソニックがシャドウと・・・・・・・?」
続く