第６章　７　強者

ラルド「行くぞ。」

ドラゴン「ガアアアアア！！！」

ドラゴンは、とてつもない火を噴いた。

ラルド「くっ・・・・・・すごい火だ。みんな、山を下ってくれ！」

シャドウ「分かった。カオス・コントロール！」

ラルド、ドラゴン以外は、山から離れた。

ラルドには、火が迫ってくる。

ラルド「衝撃波！」

ラルドの衝撃波は、火に飲み込まれた。

ドラゴン「その程度の攻撃では、ワシは倒せんぞ！」

ラルド「そうか？」

なんと、飲み込まれた衝撃波が、火を一気に吹き飛ばした。

ドラゴン「うぬぅ・・・・・なかなかじゃな。」

ラルド「まあな。」

ドラゴン「どうした？仲間に危害が行かないと分かると、心が晴れるか？」

ラルド「ふ・・・・・それだけじゃないんだがな・・・・・・・」

ドラゴン「そうか。じゃが、ワシは負けぬわ！」

ドラゴンは、鋭い爪でラルドを引き裂こうとした。

ラルド「カウンター・リバース。」

ラルドは、ドラゴンの爪をジャンプして避け、爪を殴った。

ドラゴン「くぅ・・・・・久々の戦い、効くなぁ・・・・・・」

ドラゴンの爪には、ヒビが入った。

ラルド「どうした、一方的にやられているではないか。」

ドラゴン「ワシも、まだ技は使っておらん。」

ラルド「ならば、使うが良い・・・・・・・・さもないと！」

ドラゴン「分かっておる。マグマ・キル！」

ドラゴンは、手を地面に刺した。

すると、ドラゴンの前一直線に、地面からマグマが吹き出た。

ラルド「当たらんぞ？」

ラルドは、横に避けた。

ドラゴン「どらぁ！」

ドラゴンは、大きい羽をラルドに当てた。

ラルド「ぐうあっ！」

ラルドは、吹き飛んで岩に衝突した。

ラルド「ぐぅ・・・・・・・」

ドラゴン「ワシを倒すんじゃ無かったのか？もう一度、かかって来い。」

その頃、シャドウ達は・・・・・・・・

シャドウ「・・・・・・」

シャドウは、落ち着かないようにウロウロ歩いている。

マッチョ「あいつなら大丈夫だろ。」

シャドウ「・・・・・ドラゴンは、一撃一撃が重たい。それに、動きの速い技もある。ラルドがついていけるか・・・・・・・」

マッチョ「三大衆の戦法を知ってんのか？」

シャドウ「大体は、聞いた事がある・・・・・・でも、実際は見たことも無い。実際は、噂以上・・・・・・・・」

マッチョ「ラルドだって、十分強いだろ。俺と戦った時だって、本気を出してなかったんだろ。」

シャドウ「僕も・・・・ラルドの本気は見たことが無い。」

マッチョ「ま、こっちは祈るだけだ。」


続く