第6章 6 好都合

ドラゴン「ガアアアアアアア!!!」

シャドウ達は驚いている。

自分たちの、百倍は大きい体をしているものを目の前にしているのだから、仕方が無い。

シャドウ「ドラゴンよ。」

ドラゴン「ふぅ・・・・・・ついに目が覚めたわい・・・・・・・ん?シャドウか?」

シャドウ「そうだ。」

ドラゴン「ここは何処じゃ?」

シャドウ「分からないのか?」

ドラゴン「うーむ、深く眠っていたところを、流されたのは覚えているのじゃが・・・・・・・・・」

マッチョ「つまり、双子目島の隠れた場所で寝ていたら、あの津波に流されたわけか・・・・・・・・・・」

ドラゴン「それより、ワシになんの用じゃ?」

シャドウは、この世界のことを詳しく話した。

ドラゴン「つまり、ワシを倒さん事には、次に進まぬわけじゃな。そのダーククリスタルとやらには、時間稼ぎ、共倒れのチャンスだったのじゃな。」

シャドウ「時間稼ぎ?」

ドラゴン「その話しから考えたのだが、そのダーククリスタルは、元の世界で、何か時間のかかることをやるのでは・・・・・・・・何か恐ろしい事を・・・・・・・・・・それか、ダーククリスタルの上にまた誰かいて、ダーククリスタルに指示をして時間稼ぎをしてもらっているのか・・・・・・そこで、ワシがここの世界に流され、あっちにとってはすごい好都合だった・・・・・・・のか。それで、ワシを倒さんといけないのか。」

シャドウ(何をやるつもりだ・・・・・・ダーククリスタル・・・・・)

シャドウ「それで、戦ってはくれないか?」

ドラゴン「う~む・・・・・・・・・・・」

ラルド「元の世界を救いたいのだが・・・・・・・・」

ドラゴン「・・・・・・・・良いだろう。しかし、誰がワシと戦うのだ?重い怪我になるかも知れんがな。」

マッチョ「なら、俺がやるか。」

ラルド「いや、私がやる。」

マッチョ「んぅ・・・・・・・?じゃ、任せていいか?」

ラルド「任せておけ。」

マッチョ(最近戦ってないなぁ・・・・・・俺の力は何処で出せるんだ?)

ラルド「では、三大衆・ドラゴンよ。このラルドが参る!」

ドラゴン「三大衆の恥にならぬ戦いを・・・・・・・!!!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第140号
ページ番号
41 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日