第5章 3 何故?

シャドウ「・・・・・・ここは、同じエリア・・・・・・?」

シャドウは、驚いて言った。

しかもここは、先ほどシックスオウを倒した場所から少し離れた場所だった。

ラルド「そのようだ。」

ゼロ「あそこに、まだシックスオウが倒れてるしな。」

ナイリア「でもさぁ・・・・・・・・・・なんで?」

ナイリアは、シャドウに聞いた。

シャドウ「僕たちのワープは、ダーククリスタルの意思によってだからな。それに、ここのエリア内をワープしたって事は、この辺りに本当の一番強い敵がいるのだろう?」

ナイリア「そっか、じゃああの中の誰かを倒せばいいんだね。」

ナイリアは、大量のダークチャオ軍団を指して言った。

ダークチャオ手下「さっきから無視して話を進めやがって・・・・・・・」

ダークチャオ手下2「それにしても、シックスオウは弱いな。」

手下2は、シックスオウの方を向いて言った。

シックスオウ「何を言うか・・・・・・・・・・」

シックスオウは、また立ち上がりダークチャオをにらみつけた。

ダークチャオ手下2「だーかーらー、お前が弱いんだって。」

シックスオウ「とおあっ!」

シックスオウは、ダークチャオの顔を殴り飛ばした。

ゼロ「何故また復活できたんだ・・・・・・・?」

ゼロは不思議そうに聞いた。

シックスオウ「我の恐ろしさは、回復力にあり。」

ダークチャオ手下3「なんか、殴られただけで気絶してるし。シックスオウなんて、俺たちで余裕で倒せる。」

シックスオウ「ならば、全員でかかってくるがよい。」

ダークチャオ手下4「よし、ならみんな。行くぞぉ!!」

そして、少なくとも500匹はいるダークチャオ達は、シックスオウの方に突っ込んでいった。

シックスオウ「どわぁ!!」

シックスオウは、一匹殴った。

すると、その後ろのダークチャオまで吹っ飛んだ。

ダークチャオ達「あ・・・・・・・・」

シックスオウ「我の力、思い知ったか。」

ダークチャオ達は、全員逃げ去った。

シャドウ「やはりお前がこのエリアの・・・・・・・」

シックスオウ「そうだ。我が一度倒れた時、気を失いかけた。それが、ワープをさせそうになった。だが、すぐに気を戻した我に反応したダーククリスタル様が、ワープを途中でやめさせてくれたのだ。」

ラルド「そういうわけか。」

ゼロ「ならば、また叩ききってやる。」

シックスオウ「主の攻撃は、脅威の回復力を持った我すらも、気絶しかけた。主が一番注意すべき敵であろう。」

ラルド「今回私は戦わない。ゼロに任せた。」

エイリア「じゃあ、ラルド。回復するね?」

ラルド「ああ。」

ゼロ「なら、俺一人でやるぞ。」

シャドウ「任せた。」

マッチョ(俺も戦いたいなぁ・・・・・・ま、いっか。)

シックスオウ「ゆくぞ、強きもの!」

ゼロ「おう!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第138号
ページ番号
34 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日