第四章 3 強き力

ナイツ「ふぅ・・・・・・・やっと落ち着けたよ。」

ナイツは、やっと落ち着いた。

ラルド「行くぞ。」

そしてシャドウ達は、荒野へと向かった。

荒野へ着くと、一体のチャオがいる。

???「我、負けぬ。」

シャドウ「ワンオウか?」

ツーオウ「我はツーオウ。ワンオウとは違う。」

ワンオウは赤チャオ、手足にチーターパーツ、つり目のチャオだった。

ツーオウは赤チャオ、手足にゴリラパーツ、つり目のチャオ。

似ているが、小動物パーツが違う。

ツーオウ「我、黒きチャオと勝負。」

シャドウ「僕の事か?」

ツーオウはうなづいた。

ツーオウ「勝負!」

シャドウ「面白い・・・・・・・カオススピア!」

バチィと言う音と共に、カオススピアは砕け散った。

シャドウ「何!?」

ツーオウは、突っ込んできた。

そして、腕を振りかぶった。

シャドウ「くっ・・・・・・・」

シャドウは、すぐさまその場から離れた。

そして、ツーオウはパンチを避けられたので、地面を殴ってしまった。

その時、地面は異様にへこんだ。

シャドウ「凄まじい力だ。」

ツーオウ「全ての者、一撃なり。」

シャドウ「しかし、力だけでは駄目だぞ?」

シャドウは高速で動き、ツーオウを殴ろうとした。

ツーオウ「我、力のみでは無い!」

そう言った時、シャドウは倒れていた。

ラルド「高速のカウンター・・・・・・・シャドウのスピードが、自分へのダメージになってしまったか・・・・・・・・・」

ナイツ「え、どういうこと?」

ラルド「助走をつけて殴るのと、普通に殴るのではどっちが強い?」

ナイツ「それは、助走つけたほうが・・・・・・・」

ラルド「シャドウは、自分で衝撃を生み出してしまった。早く助けないと、命が危ういぞ。」

ラルドは、シャドウを抱えた。

シャドウ「くっ・・・・・・・僕が自滅とは・・・・・・・・」

シャドウはそういって、気を失った。

ラルド「ツーオウ、時間をくれ。」

ツーオウ「いつでも来い。我は強きものと戦う。」

ラルド「次は私が相手になろう。」

ツーオウ「いいだろう。」

そして、ラルド達は洞穴に戻った。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第135号
ページ番号
29 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日