第四章 2 雑魚・撃退勝負
シャドウ「崖を登ってくるとは、馬鹿な奴らめ。」
シャドウは、崖の上からダークチャオを見下していった。
ラルド「ゲームをしよう。」
エイリア「こんな時に?」
ラルド「こんな時しか出来ないゲームだ。こいつらを多く倒した奴の勝ちだ。ビリは罰ゲーム。」
ナイツ(ヤバッ!)
ナイツは自分がビリになるのを想定している。
ラルド「では、開始だ。」
一斉にダークチャオを倒し始めた。
シャドウ「カオススピア連発!」
シャドウはカオススピアを連発している。
ラルド「衝撃波連発!」
ラルドは衝撃波を連発している。
ナイツ「シャドーバード!」
ナイツは、自分の影を操って、迎撃している。
エイリア「落とせばいいんでしょ?」
エイリアは、崖を滑らせるために水を流している。
ナイリア「そーだよね。落とせばいいんだよね。」
ナイリアも水を流している。
エイリア「ナイリア、協力しない?」
ナイリア「いいけど・・・・・・・・」
エイリア「じゃ、結果は割り勘でね♪」
ナイリア「OK♪」
エイリアとナイリアのところの崖は、もう大洪水状態。
ほとんどのダークチャオは、手を滑らせて落ちている。
シャドウ「そろそろ終わりだな、カオス・イレイザー!」
周りが光った瞬間、ダークチャオは全滅していた。
ラルド「ゲーム終了だ。一人ずつ結果を。」
シャドウ「自分が数えてた限りなら、3250匹だ。」
ラルド「私は、2983匹。」
ナイツ「・・・・・・・・1300匹。」
エイリア&ナイリア「1350匹!」
ラルド「ナイツ、罰ゲームだ。」
ナイツ「な、何が起こるの・・・・・・?」
ラルド「全員からの、くすぐりでどうだ。」
ナイリア「賛成!」
シャドウ「僕は遠慮する。」
エイリア「私は・・・・・・・・こちょこちょ開始!」
ナイツ「いやだぁぁぁぁぁ!!!!」
三人はなにやら暴走中だ。
ラルド「シャドウ、ちょっと来てくれ。」
シャドウ「なんだ?」
暴れる三人を置いて、洞穴から少しはなれた岩場に着いた。
ラルド「私の名前を聞いて、何も分からなかったか?」
シャドウ「分かってる。お前が味方にいれば、心強い。」
ラルド「分かっていればいい。戻るか。」
二人は洞穴に戻った。
エイリア「もー、ラルドとシャドウ何処行ってたの?」
シャドウ「ちょっと話をしていただけだ。」
ナイリア「こっちでは楽しんでるんだから、一緒にやろうよ。」
ラルド「私の力でやったら、死んでしまうだろう。」
ナイツ「もう・・・・・・・・やめてください・・・・・・・・」
エイリア「じゃ、終わりにしよ。」
ナイリア「はーい!」
シャドウ「荒野の方に、強い奴がいるな。」
ラルド「行くぞ。」
ナイツ「待って・・・・・・・・・死にそう・・・・・・・・」
ラルド「やれやれ・・・・・・・・」
ナイツ(あんたのせいじゃい・・・・・・・・)
続く