第四章 1 雑魚・大量発生

シャドウ達は、山に向かって歩いている。

シャドウ「分かっているか?」

ナイツ「え、何が?」

エイリア「何の事?」

ナイリア「分かってるけどさぁ・・・・・・・・・」

ナイツ(子供に負ける親って・・・・・・・・・・・)

エイリア(なんか悲しい・・・・・・・・・・・)

ラルド「走るぞ!」

ラルドはナイツの手を掴み、すごい速さで山に向かっていった。

ナイツ「いだい!いだい!!」

ナイツは、めちゃめちゃ涙を流している。

シャドウ「僕たちも行くぞ、ナイリア、いいか?」

ナイリア「じゃ、私が持つね。」

シャドウ「ああ。」

エイリア「持つって・・・・・・・・・・・」

エイリアはナイリアに抱えられ、またもやすごいスピードで山に向かった。

シャドウ「僕も行くぞ。」

そして、シャドウも山へ向かう。

シャドウ達は山に着いた。そして、洞穴の中に入った。

ナイツ「う・・・・・・あ・・・・・・・」

ナイツは、ラルドにつかまれすごいスピードで走られたので、気絶中。

エイリア「何だったの・・・・・・・・?」

ナイリア「分かんなかった?私たちの後ろに、最初の時より多いダークチャオがいたんだよ。」

エイリア「ええっ!?」

シャドウ「それよりこの世界はどうなっているんだ?どこにワープしても必ず洞穴がある。」

ラルド「全ての場所とは言わないが、ほとんどの場所が似た地形だしな。」

シャドウ「この世界を出たら、ダーククリスタルに直接聞く。危険だがそれしか無いだろう。」

ラルド「そうだな。」

ナイリア「ねぇねぇ、なんかいっぱい山に上がってきたよ?」

シャドウ「・・・・・・・・・やるか。」

ラルド「分かった。」

ナイリア「私も勿論やるからね!」

エイリア「私は・・・・・・・・やる!」

シャドウ「よし。」

ナイリア「父さん、起きて。」

ナイツ「ん・・・・・ナイリア、なぁに?」

ナイリア「雑魚軍団が山に登ってきたから、叩き落しに行くよ。」

ナイツ「うん・・・・・・・・・って、ええっ!」

シャドウ「お前が行かないと、お前だけ取り残されるぞ。」

ナイツ「わ、分かった!」

シャドウ「よし。行くぞ!」

シャドウ達は、山をよじ登って来るダークチャオ撃退に向かった。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第135号
ページ番号
27 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日