第二章 10 夜中

ナイツ、エイリア、ナイリア、ラルドが洞穴の中で寝ている。

ラルド「・・・・・・・ん・・・・・シャドウ・・・・・・?」

シャドウは洞穴から出て、崖の上に座り込んで、空を見上げていた。

シャドウ「・・・・・・・・・・・・」

ラルド「シャドウ。どうした?」

シャドウ「あ、あぁ・・・・・・・・・・」

ラルド「・・・・・・・・・やはり、昔の仲間の事か。」

シャドウ「マッスルは、いい奴だった・・・・・・・初めての仲間だった・・・・・・・・・・」

ラルド「忘れない方がいいだろう・・・・・・・・・でも、気を取られすぎるな。」

シャドウ「分かっているんだが・・・・・・・・・」

ラルド「相当、深い仲だったんだな・・・・・・・だから、今旅をしているのだろう?」

シャドウ「そうなんだが・・・・・・・・封印は解かれるのか・・・・・・・・たとえ、とかれたとしても、DBCも共に復活してしまう・・・・・・・・・・」

ラルド「その時は、共に倒そう。」

シャドウ「そして、また道連れにされないか・・・・・・・・奴の意志は深い・・・・・・・・・そこが分からない・・・・・・・・・・」

ラルド「考えすぎだぞ。シャドウ。」

シャドウ「ああ・・・・・・でも、マッスルが心配だ・・・・・・・・」

ラルド「・・・・・・・・・・・・・」

シャドウ「ラルド。お前と初めて戦った日、お前がマッスルに見えた。技、流派が同じ・・・・・・・・・・性格は違うがな・・・・・・・」

ラルド「私をマッスルと思うのも良し。そう思わないのも良し。マッスルの代わりだと思っても良し。仲間と言う事にかわりは無い。ただ、これだけは知っておいてくれ。私はマッスルとかかわりは無い。」

そして、ラルドはフードを外した。

シャドウ「!?」

ラルド「私は、マッスルではなく、・・・・・・と言う名前だ。」

シャドウ「分かった・・・・・・・・・・ありがとう。」

ラルドはフードを被った。

ラルド「でも、戦いから集中をとぎらすな。それだけだ・・・・・・・あと、さっきの事は誰にも言わないでくれ。」

シャドウ「分かった。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、朝になった。

シャドウ「空は薄黄緑のままか・・・・・・・・嫌な予感を感じさせるな・・・・・・・・・」

ナイツ「大丈夫だって。じゃ、行こ!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第133号
ページ番号
16 / 80
この作品について
タイトル
シャドウの冒険2
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第157号
連載期間
約6ヵ月9日